神戸どうぶつ王国・江崎さんの講演@エンリッチメント大賞2023 | ゆっくりのんびり、たのしく、ラクに。

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「マヌル沼」「動物園沼」にはまり中。気まぐれ更新です。

長崎バイオパーク・山本さんの講演@エンリッチメント大賞2023の続きです。

 

受賞者講演のトリを飾るのは、神戸どうぶつ王国のコツメカワウソ担当飼育員、江崎幸子氏。

 

まずは神戸どうぶつ王国の紹介。

 
そして、新たにオッターサンクチュアリ(コツメカワウソ生態園)が立ち上げられることになり・・・

 

 

 

オープンの工程の当初には関わっていなかった江崎さんは、オープン2か月前(だったと思います)、いきなり佐藤園長に呼ばれ
「お前、カワウソの責任者な」
と言われたそうですw
こべど以前は他園に勤務し、転職してきたばかりだった江崎さんは戸惑ったのだとか。

国王こと園長、大胆ですねえ。

 

さて、神戸どうぶつ王国のカワウソさん達。

 

今回初めて知りましたが、オッターサンクチュアリの入り口近くにいる2頭はペアで、奥の方にいる9頭が家族だそうです。

そして9頭の家族は閉園したみさき公園から来園。

2頭のペアは密輸が摘発された個体!

 

 

彼らの日常。

 

展示場の移動による変化。

毛並みが悪かった個体の毛並みが改善!

 

給餌にも変化。

 

 

オッターサンクチュアリの池の中には、なんと野生のティラピアが自然発生?!

これは「流れてきた水の中にたまたまティラピアの稚魚がいたのが成長したもの」らしく、カワウソはそれも捕食!

 

ザリガニも自然発生?!

これは、オッターサンクチュアリの池に入れたホテイアオイにたまたまザリガニの幼生が付着していたもので、「よく捕食している」そうです!

 

ここからは、子供の誕生について。
 
子育て用の巣箱が、あまり見えにくい場所に設置されたのですが・・・

 

カワウソ達が周りの草木を取り除いて丸見えにしてしまったそうですw

 

子供誕生後、当初はオッターサンクチュアリ内で子育てが行われていたものの・・・

 

親族達が子供を構い過ぎて危険な状況になりそうだったため、母親と子供は当面の間、別な部屋に隔離されたそうで。

 

オープン当初から成長した植栽。

 

今後の目標。

 

色々な裏話も聞けて良かったです♪

 

講演動画はこちら。