余所見
昔、
子供の頃、
月を見上げながら歩いていたら、
ドブに落ちたことがあったっけ。
余所見をしていると
本当に見なければならないものが
どちらか、
時にして
逆転します。
実は
余所見が、真意だったりすることも。
余計なものを
排除していけば、
必要なものだけが残る。
僕の場合は
何にも残らないな、きっと。
余計な分子で形成されている
余計な生命体です。
2012年12月22日、
僕は背中から
翼が生える。
確か、
鳥以外にも
羽が生えてる奴、いるなぁ。
天使とか死神とか。
黒い服が嫌いなのは、
これから
姿が黒くなるから?
先の尖ったものが好きではないのは、
これからずっと、
持っていなければならないから?
緑の液体に拒否反応を起こすのは、
もうすぐ、
僕の身体に流れ出すから?
恥の多い生涯を送って来ました。
今、
僕には
一日一日が晩年だから。
他人
別々の場所で産まれた
別々の人間。
今まで
ずーっと別々だったから
あなたが
何を想うのか
わかりません。
知りたくても、
おしえては
くれないから…。
出逢わずに、
別々のままだったら
こんな
ツラい思い、
しなくてすんだのに…。
疲労困憊
気絶しそうだ。
明日は
仕事前に海に行きましょう。
火曜、水曜は
連休だから
何をしましょうか?
2012年12月22日、
僕は
背中から翼が生えて、
空を飛ぶのでしょうか?
それとも
手を繋げば、相手の心の中がわかる、
そんな力が身に付くかもしれません。
帰ったら
家の中に嵐が起きる、
ラムコークを
いただきましょう。
みんなのうた
昔、昔、
高校生のころ
神津島に男友達で行きました。
夜、人生で、初ナンパ☆
「花火、一緒にやらない?」
みたいな☆
その時に
いっこ年上の女の子。
髪が長くて綺麗でスタイル抜群!
やけた素肌に白いワンピース。
そんな娘に
恋に落ちちゃって、
次の日、
彼女らが帰るので
港に見送りに。
そして…
僕「気をつけて帰ってね!」
彼女「あ、うん、あのぉ…」
僕「何?」
彼女「うん、あのさぁ、住所とか電話番号とか交換しようよ…」
僕「え?なんで?」
彼女「ほら、昨日、写真、一緒にとったやつ」
僕「うん」
彼女「交換しようよ!」
当時、
携帯電話どころか、ポケベルもなく
家の電話番号を教えるってことは
相当、許してないと、できない事でした。
だから、そして…
僕「んじゃ、このカメラ、あげるよ!」
このとき
『写ルンです』
っていう
使い捨てカメラが
世の中に登場してて
僕は
ふたりで撮ったカメラごと
彼女に渡しました。
もちろん、
彼女のホントの目的くらい、わかってました。
『これっきりはヤダ!また連絡したい!写真なんてどうでもいいの。』
でも、あえて。
カメラを渡し
僕「じゃぁね!」
彼女「…、バイバイ…。」
お別れの時間です。
しかし、
後日…。
彼女から電話。
???
どうして番号がわかったかって?
はい!
その使い捨てカメラの
最初の1枚目に
僕は
真っ白い砂浜に
石ころやら貝殻やら流木をならべて
自分の電話番号を描き、
それを写真に撮っておいたんです!
うーん
我ながらロマンチスト☆
その彼女とは
卒業するまで
お付き合いしましたが、
僕と別れて
モデルになってしまいました。
遠い夏の あの彼女、今、何してるのかなぁ…?
大切な日々が やがて訪れて もう、結婚して幸せになってるのかなぁ…?
あの胸に ひそやかに抱いてた、僕のことは、覚えているのかなぁ…?
そのときに
海の家でも
ビーチでも
船の中でも
『みんなのうた』
が、かかってました。
♪ いつの日か この場所で 逢えるなら やり直そう。
忘れかけた 真夏の恋人は YOU ♫
主人公
見つめてください、長い夜を。
まだまだ夢の途中だから。
続けてください、足りない唄を。
悪戯は 度が過ぎてしまったけど
もしも、
息を止め、光だけ 見つめたら
幼い体で抱きあえたのかもしれない。
夢の中
もう一度 ふたりで滑り出せば
真夏の嵐も終わるでしょう。
雨が昨日を洗い、
夏の
熱い扉を開け
指を絡ませて
ふたりの夢を叶えましょう。
ココロが騒がしいときは
頭が止まらなくなるから、
足りない時間で恋をしても
闇の中 夢中で泳ぎだすだけなのかも。
もしも
無理をして ただ消えない輪を描けば
せっかくの
新しい季節も消えてしまうだろう。
僕の真上には
不意に太陽。
深いため息は
現在の時を止める。
針は隠して、
気づけば
僕は
ただの
悲劇の主人公。
未だ 始まらない恋に
もしも
やり直しがきくならば、
僕はあなたに謝って、
「やり直したい…。」
ただそれだけを
伝えたい。
ある 恋の始まり
昔の話です。
僕、
長く、バリ島に旅行に行ってました。
僕は
男の子2人で行ってまして、
長くいると
様々な出逢いがありました。
サーフィン仲間も。
男女も。
せっかく出逢った仲間も
別れのときは、
いつも
だいたい、
僕らが
島に残り、
空港から見送り、
別れる役目。
そんななか、
僕らがいよいよ、
帰国する前日、
出逢った女の子3人組と
最後の晩餐。
そのうちの
一番、背の小さな女の子。
なんとなくですが
話がはずみ、
気も合って、
これっきりで
お別れするの、
心淋しい感じ。。。
でもその子、
名古屋の娘で、
僕は神奈川。
もう、
二度と会うことはないかなぁ。。。って
思ったけど、
いざ、
帰国の飛行機に搭乗前に、
空港の電話BOXにある
電話帳の
彼女たちが泊まってるホテルの電話番号が書いてあるページを
ビリッ!っとやぶいて
ポッケに突っ込み、搭乗し
帰国。
帰国後、
ホテルに国際電話して、
ほんの数分ですが、
お話しました。
僕「いつの日か、またバリ島で。」
彼女「一応、連絡先、教えて。」
僕「うん!」
数日後のこと、
その娘から電話。
彼女「今ね、空港に着いたんだぁ。」
僕「あ、お帰りなさい!」
彼女「うん、でも・・・、飛行機のパイロットが、間違えて成田に着陸しちゃったみたい。。。」
僕「えっ!?」
彼女「だから、これから、そちらに向かいます!」
もちろん、
パイロットが着陸場所を間違えるはずもなく、
彼女は
名古屋行きのチケットを捨てて、
僕の住む
関東の空港、成田行きのチケットを手に入れて
帰国してくれました。
運命的な出逢いでは
決してありません。
出逢いなんて
必然と、
人の持つ行動力というエネルギーの
産物なんだと思います。
あのときのトキメキ。
音や湿度、
彼女の香りや体温さえ、
いまだに忘れることができない、
僕と彼女の最初の特別な夏

