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観劇記録

2011年以降に観た劇の感想を書きます!
あくまで個人の見かたなのでちょっとひどいこと言ってても大目に見てやってください><

ねたばれ注意です!!

「醒めながら見る夢」
東京グローブ座 えんぶチケットプレゼント 15列目くらい真ん中


チケットプレゼントが当たった二つ目。母親と見に行きました。
定価7000円だったと思う。しかし、その価値は…ないなぁ…
演出・脚本・音楽は辻仁成。
劇団付き作曲家の青年が、元女優の恋人とこっそり結婚するのだけど周りから阻まれて…でも実は彼女は死んでいて、結婚というのは彼の妄想だった、というような話。

主演はケミストリーの堂珍さん。音楽劇。ヒロインもタレントさんらしいけど良く知らない。劇団の演出家と嫌味な看板女優の役者さんは、名前は知らないけど実力派という感じ。狂言回し的な感じで出てくる劇団の若者二人は、テニミュに出てた古川雄太くんと村井良太くん。出演者6人。
辻仁成って有名だし、本読んだことないけど小説家なんだから面白いだろうと思っていたけど、全然面白くなかった。物語がありきたり…
主人公二人がほぼ素人みたいだから仕方ないけど演技がほんと…他の4人で何とか持ってる感じ。なんか、知り合いの劇を観に行って何も言えないわ…みたいな気持になりました。

堂珍さんの歌はさすが上手かったです。しかし、歌の良しあしがあんまり分からない(フジファブリックとか好きだし、歌がうまい歌手にあまり魅力を感じられない…)私なので…。歌うのはほぼ堂珍さんだけ。ヒロインもちょっとだけあるけど
せっかくなら古川くんや村井くんにも歌ってもらいたかった。二人のダンスはなかなかやっぱり良かったですが。古川くんの手足の長さはすごいダンス映えする。きれいだった。村井君は表情豊かでいいなぁ
うーーーんしかし。なんか社交用の舞台、ってかんじ。ちょっと劇見て、ご飯食べに行きましょうみたいな。商品て感じがすごくします。
まあタダだからいいやぁって感じです。歌上手かったし。


「ロベルトの操縦」ヨーロッパ企画
本多劇場 えんぶ予約(半額) 二列目真ん中



えんぶで取り扱ってるチケットは皆あんまりいい席じゃないんだろうと思ってたら二列目でびっくりした。じゃあガラガラなのかな?とおもったら本多劇場が後ろまでほぼ満席でしたからやっぱり人気劇団なんだなぁ。

戦場?でロベルトというでっかいバイクみたいなものを使う部隊にいる人たちが、出動がなくて暇してるときに、遠くにあるはずの自販機を探しに行こうぜ!といってロベルトでジュースを買いに行ってしまう、という話。
ヨーロッパ企画は、設定はSFっぽいのに会話がすごく自然でいちいちおかしいというのが売り(だとおもう)劇団。「サマータイムマシンブルース」とか「曲がれ!スプーン」とかの映画の元をやってた劇団です。サマー~はめっちゃおもしろいですよ。

セットが、ロベルトがドーンてあるのだけど、移動どうするんだ?と思ったら、周りが動くっていう。ロベルトは動かなくて、周りにある建物とかが下手から上手に流れていく。結構リアルだし面白いセットだった
劇自体は、やっぱり会話が面白いんだけど、前半はちょっとつらかった。最初3人くらいのシーンが…客演の女優さんがちょっと他の人と演技の雰囲気が違ってずれてるというか。
後半はどんどん人が増えてめちゃくちゃになってもういいや!って開き直ったような終わり方で清々しかったです(笑)

劇団員の人は、完全に自分のポジションを守ってる感じがする。どれを見てもいつも同じような役だし。生を見たのは初めてなんだけど。
必ずコメディなので、楽しい劇を見たい時にはお勧め。


「ナツヤスミ語辞典」キャラメルボックス×柿喰う客
 招待 後ろのほう下手より


キャラメルボックスの初期作品を、柿喰う客の中屋敷さんが演出。
出演者はキャラメルと柿と、範宙遊泳とかクロムとかからちょいちょい。
中学生が夏休みに幽霊に出会っちゃって…という話。
結構好評な中、水を差すようですが私はこれ好きじゃなかった…。
なんというか、どっちの劇団の良さも出しきれない感じがします。柿喰う客はもっとダークなほうが似合うし、キャラメルはもっとストレートにやる方がいい。

なにより、私が個人的にこの作品が大好きで、先入観というか固定のイメージがぬぐえないのです。中一の時に、中学生がやってるのだけどこの劇を見て、初めて演劇っていいなぁと思ったものだから。やっぱりキャラメルの人にやってほしかった。
特にうう…と思ったのはヤンマの、私はもう逃げないんだ!って言うシーン。その前にこう、ちょっとふざけたノリが入るのとか、ヤンマ役の役者さんの喋り方とか演技がバカにされてる感じがして…いやしてないんだろうけど、ちょっと見ていてつらかった。あのシーン大好きだから…
柿喰う客がやるなら、スケッチブック・ボイジャーとかのもっと軽くて明るいノリの劇のほうが良かったんじゃないかなぁ。
まあ、いつも通りの劇をやったら交流してやる意味ないんだろうけど。

しかし柿喰う客の、台詞を音楽のように言ったり、いちいち面白い動きをしたりする演出は斬新で楽しかったし、青田先生役のかたとか、キャラメルには絶対ない面白さがあってそこは本当に良かった。
キャラメルの役者さんも楽しそうだったし。基本的に、重要な役はキャラメルの役者、賑やかし的な役を柿、他ポイントの役をその他の劇団の人、という感じ。コロさんのアカネはとてもよかった。やっぱかっこいいなぁあのひと

キャラメルでナツ語やったのは2002年が最後だけど、今回のナツ語に出てた一番昔からの役者さんで2004年入団の多田さんとあんりさんだからもうずいぶん前なんだなぁ…2002年のとか見ると、いまやみんな退団しちゃってて悲しいです…



「リタルダンド」キューブ
PARCO劇場 えんぶ予約(半額セール) 最後列上手より


若年性アルツハイマーになってしまった音楽雑誌編集者の男の人の話。前妻がなくなって、再婚したことで息子は家出している。音楽劇。
主演が吉田鋼太郎さん、演出G2、他も演劇界では名の知れた人ばかり。脚本もいい話だし人の描き方も丁寧。役者は皆本当にうまい。歌もうまい。
セットも、リアルなんだけど壁が奥のほうは吊りものになってて上にあがっていく感じがきれい。
何目当てで行ったかと言えば、テニミュに出ていた伊礼彼方さんが出てたからなんだけど…伊礼さんはテニミュ出身だけど東宝ミュージカルとか、劇団☆新感線にも出てたし、かなり大手で舞台をやってる人だからやっぱり安定してる。そしてかっこいい。

だけど。良い劇なんだけど。なんか物足りないというか…
演劇でやる意味があるのかなぁと思ってしまう。音楽劇だからそこは舞台っぽいんだけど。
話は深くて、演技もうまくて、でも上品で。お客さんも上品な人ばっかり。
なんか社交のための劇って感じ。もっと、舞台にしかない熱気みたいなもののある劇のほうがやってる人も気持ちいいだろうなと思います。

あと、伊礼さんにもっと歌ってほしかったなぁーソロがある曲一つしかなかった。歌上手くはないのだけど、後妻の兄役の山崎一さんが印象的だった。存在感がいい。




「愛情爆心地はボクのココ」ぬいぐるみハンター
王子小劇場 えんぶチケットプレゼント 自由席・最前列上手より



演劇ぶっくのネットチケット販売で、タダでチケット当たったので行きました。
王子劇場の場所が分からなくて危うく迷子に…。劇団に電話して場所教えてもらった…。
家族に捨てられた子供たちが、ストリートチルドレンになって、それでもそれなりに楽しく暮らしている。そんな町を市長?がテーマパークにしようとして、子供たちがそれと戦う、というような話。
ポップで楽しい劇。役者はみんな若い!って感じ。神戸アキコさんという人が特に目立って奇怪で印象的。

しかし、ストーリーはちょっとありきたりかなぁと。楽しいけど、もう一度と言うほどではない。あとちょっと…アフタートークとかが内輪ノリっぽくていやだった…。ゲヘナにても、アフタートークでちょっとなんか幻滅したし…話す機会は良いのだけど、劇のマイナスになったら嫌だよねぇ…