博多っ娘詩集『いきるっちゃん』を出版していただいて、来月でちょうど10年になります。
そのあとがきに、こう記していました。
詩のほとんどは、小さな女の子のつぶやきです。
おとなになった今でも、その女の子は、わたしの中でいきています。
「ピョン ピョコ ピョン」
きょうも、女の子は、とびまわります。
「ルルルルルー」
きょうも、女の子は、うたいます。
いきとっちゃん。
いきるっちゃん。
うれしいこと、かなしいこと、なんだかよくわからないこと、まいにち、いろいろな
ことがあります。それでも、わたしたちは、いきています。
ときどき、じぶんのこころのこえを、よーくきいてみるといいよ。そして、それを
かいてみるといいよ。
こころから、あふれてくるままに。じぶんのことばで。きちんとかけなくても、
だいじょうぶ。じょうずにかけなくても、だいじょうぶ。あなたからあふれてくることばが、
たいせつだから。
かいたら、いつかきかせてね。いつか。
(後略)
この10年間、いつか、「こころの声」を表現する場、「あふれてくるままのことば」を表現
する場を作ることができるといいなと思ってきました。途中、日々起こることにただただ
時間が流れてしまったり、体調を崩して「ことば」を遠ざけてしまったりもしましたが、
やっと、やっと、そんな場が実現しそうです。
「こころの声」、「あふれてくるままのことば」を表現することの第一歩として、
好きな絵本・童話・詩を持ちよって紹介し合うイベントをはじめます。
対象は、小学生~大人です。
年代を超えて、一緒に、「すき」をたくさん表現し合えたらと思っています。
詳細はこちらからどうぞ。
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