のびのびと海外生活を楽しみながら
しっかり実力を伸ばしたい小学生と
オンラインで国語の授業をしています、
のびのび進学塾じょんじょんです。
たくさんお問い合わせいただき、
ありがとうございます。
ただ今、新規生の受講を
ストップしております。
3月になりましたら、
新規受講生の募集を行います。
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海外に住んでいると
やっぱり気になるのが、
子どもの日本語教育。
永住されるお宅ならまだしも
帰国予定のあるお宅にとっては
喫緊の重要課題ではないかと思います。
我が家は、永住予定も帰国予定もない
なんともフラフラっとした家ですが、
だからこそ、娘たちが日本の学校での
授業に積極的に参加し、学ぶ楽しさを
感じられるくらいの日本語運用能力を
伸ばせたらと思っています。
そこで今日は、継承語としての
日本語運用能力ではなく、
学習言語としての日本語運用能力の
高いお子さんの特徴を二つお話したいと思います。
*ここでは、継承語を、
「家族や親戚と話すための言葉」
「自分のルーツに誇りをもつための言葉」と
とらえています。*
1 いろいろな言葉を知っている
「耳をすます」「首をかしげる」
「頭がさえる」「肩がこる」など、
親子の日常会話では、なかなか
出てくることの少ない言葉に対しても
なんとなく意味を感じ取っている子は
学習言語としての日本語、
すなわち国語がようできるなぁと感じます。
もちろん、それらの言葉の意味を
きちんと言語化できるに
越したことはないのですが、
海外在住ということを考えると、
いろいろな言葉の意味をなんとなく
知っているだけでもいいのかなと思います。
ただ、親子での会話では
なかなか出てきませんよね。
そんなときにおすすめなのが、東京で
モンテッソーリ教育をしてらっしゃる
バンビーノさんのこちらのカードです。
バンビーノさんのご好意で
無料で印刷できるそうです。
ありがたや、ありがたや...✨✨
こちらは日本在住の幼稚園さん向けのようですが
海外在住の1〜4年生の子でも
十分楽しめるものだと思います。
また、日本の小学校に通っている子でも
意外と言葉の意味をあいまいにとらえていたり
コロケーション(よく一緒に使われる単語の組み合わせ)を理解していなかったりするため、
楽しく取り組めるのではないかと思います。
来年度は、日本語補習校で1年生の担任を
することになったため、国語の授業内で、
子どもたちとやってみたいと思います。
2 書くことに抵抗が少ない
言い方に語弊があるかもしれません。
他人(私)から見て、その子が
漢字や文章を書くことに大きな困難を
感じているようには見えない、
と言った方がそれに近い感じがします。
たとえ、「作文書くよー!」と言われたときに
「えー!ヤダ!!」と反応する子でも、
書いているときの筆の運びを見ると
意外と、漢字を書くことや
文を考えることがスラスラできていることが多々あります。
そういったお子さんは、客観的に見ると
書くことに抵抗が少ないのかなと推察します。
国語や英語などでは、4技能を総合的に
伸ばしていくことが大切だと言われています。
「聞く・話す・読む・書く」の4つです。
なんでもそうですが、何かを習得するには
継続して練習を重ねることが不可欠です。
特に、「書く」の練習は、子どもにとって
なかなかつまらなくなりがちですが、
じょんじょんでは、作文力を高めるために
こちらの方法をおすすめしています。
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海外在住でも、学習言語としての
日本語能力(国語力)が高い子の特徴は
いろいろな言葉を知っていることと
書くことに抵抗が少ないことだと
私はとらえています。
何かを学び、習得することは
一朝一夕にはいかない分、
その道のりを楽しめたらいいなと思います。
私たち親も、子どもも、みなで
その道のりを楽しんでいきましょう!!