契約書作成サービスを本格的に始めました。
初めてのお客さまは、広島の人でした。
私も広島出身です。
だから、初めてのお客さまに
広島の人を呼び寄せたのかな?
何かのご縁ですね。
広島を離れてから、ずいぶん経ちますが、
「広島」と聞くと、妙にうれしくなって
テンションがあがる・・・
あなたも、同郷の人と分かると、
うれしいような、懐かしいようなで、
妙に話が盛り上がる・・・
そんな経験、ありませんか?
さて、初めてのお客さんからの依頼は、
ご自分が開発したシステムを
継続して一定期間利用してもらうための
契約書を作成することでした。
実は、正直、システム関係の契約書は、
あまり好きではありません。
システムに「疎い」こともあるのですが、
システムの契約書は、
「このソフトウェアを使って、不具合が生じても
責任を負いません。」
「他のソフトウェアやパソコンに悪影響を与えても
責任を負いません。」
「データが消えても、知りません。」
「正しく動くかどうか、保証しません。」 などなど・・・
あれも、責任を負いません、
これも、責任を負いません、
何があっても、知りません。
こんな感じで、下手をすると半分ぐらいは、
「責任を負いません、保証しません」条項が並んだ、
ユーザーに、とっても不親切な契約書が
ほとんどだからです。
システム開発者にしてみれば、
どんな使われ方をされるか分からないのに
いちいち責任は負えない・・・ですよね。
まぁ、気持ちは分かりますが、
素人相手に、なにもそこまで・・・と
思ってしまうのです。
何かソフトウェアをインストールするときに
「あれも、これも、責任を負いません」
と言われると、
「本当に、使っても大丈夫かな・・・」と
急に、心細くなって、
途中でインストールをあきらめたり、
「パソコンがおかしくなったら、どうしよう・・・」と
なんだか怖くなって、購入をやめたり
あなたも、そんな経験、ありませんか?
ということで、
「システムに疎い」素人の私が作る
システム関係の契約書は、
「責任を負いません」の範囲を、
極力、少なくします。
例えば、
ユーザーが勝手にプログラムを改造して、
変な動きをしたら・・・
それは、ユーザーが悪いですよね。
という風に、ユーザーが約束を守らなかった場合には、
責任を負うという契約にします。
考えてみれば、当たり前ですが・・・
市販の契約書では、なかなかないのです。
今回は、依頼された開発者の方は、
しっかりとユーザーサポートもされて、
ユーザーの要望も今後の開発に反映したい、とのこと。
とても意欲的で、ユーザー思いの開発者だなぁ
と思いました。
なので、今回は、開発者の真摯で意欲的な思いも
契約書にきっちり盛り込んでおきました。
依頼された「広島の方」も、とても喜んでくださいました。
「契約書」と聞くと、
何か事務的で、決まったことしか
書いていない感じがするかもしれませんが、
実は、当事者のいろんな思いを
契約書に盛り込むことができるのです。
逆にいえば、契約書を読むと、
当事者の思いが透けて見えるのです。
「責任は負いません」
「何かあっても、知りません」
そんな契約書を出してくる人だったら、
「この人、大丈夫かな?」と疑ってみた方が
よいかもしれませんね。
☆☆ちょっと得する豆知識☆☆
システム関係の契約書は、輸出規制が厳しいので、
「勝手に海外に持ち出さない」という規定を
契約書に入れておくとよいですよ。