たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識 -36ページ目

たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識

契約って、結構困っているんだよねぇ、
法的な相談が気軽にできたらいいなぁ、
そんな声にお応えしようというブログです。

こんなとき、どうしたらいいの?というお問い合わせも歓迎です。


レンジで「チン」したら、死んだ・・・


当たり前じゃん!


ふつう、猫なんか、
電子レンジに入れないでしょ?


そう思ったあなた!

そんなあなたの「常識」は、
訴えられるかもしれませんよ。



「猫をチン!」は、裁判となり、
電子レンジメーカーが多額の賠償金を支払う
「事件」となったそうです。



ことの発端は、アメリカで

ある雨の日、
老婦人が、ズブ濡れになってしまった愛猫を
電子レンジで乾かすことを思いつき、

何の躊躇もなく、「チン!」

結果は・・・



猫が死んだのは、
【動物を入れないでください】
の注意書きがなかったせいだ~


なんと!
この「言いがかり」に近い訴えを
裁判所は認めて、

電子レンジのメーカーに、
多額の賠償金の支払いを命じたのです。



さて、「契約」というと、

なんとなく
堅苦しい、とか
仰々しい、という
イメージがありませんか?


私も、仕事で契約書に関わるまでは、
ずっとそう思っていました。


約束事を紙に残すとか、
ハンコを押すというのは、

なんか一大事のような感じがしますよね?


契約書の中身も、
なんとなく、ぼんやり決めておいて、


【何か問題が発生したら、
当事者が話し合って決める】


とすることが、日本では多いです。



ところで、
海外の契約書って、見たことありますか?


私は、初めて上司から契約書を渡されたとき、
一瞬、目を疑いました。


2~3枚の「紙」を想像していたのですが、
渡されたのは、「本」でした。


海外では、
100ページ、200ページという契約書は
珍しくありません。


想定されるリスク、思いつく限りの条件は、
全て契約書に盛り込んでしまおう

という発想があるので、
長くなってしまうのです。



何か起こったときは、まず契約書に戻る

書いていない場合は、
きちんと書かなかった方が悪い
という結果になります。


だから、電子レンジに入れた猫が死んでしまった
という事故があったとき、

【電子レンジに猫を入れないで】
と書いていない
メーカーが悪いとなってしまうのです。



そんなこと、「常識」だろう・・・
普通の人」は、やらないよね・・・


常識」とか「普通」とかにこそ、
大きな「落とし穴」が潜んでいます。



【何か問題が発生したら、
当事者が話し合って決める】


この一文は、予期せぬ事態が発生したり、
事情が変わったときには、とても便利です。



でも、愛猫が死んでしまって、

「電子レンジのせいだ!」と
カーっと頭に血がのぼってる人に、

「話し合いを・・・」
と言ったところで、
聞いてもらえるわけがありません。



【電子レンジに動物を入れないでください】


そんな当たり前のことを・・・
と思うかもしれませんが、

「当たり前」と思っても、きちんと書面に残す

「書いてなかった」とは言わせない!



思いもよらない「言いがかり」をつけられて、
あなたの大事な財産を
なくさないために・・・

身を守る手段の1つになるのですね。


☆☆本日のポイント☆☆

思わぬ「言いがかり」をつけられないように

大事なことは、書面に残すようにしましょう。