あなたが、次の3枚の請求書を受け取ったら、
どれから支払いますか?
「3万円を、直ちにお支払ください。」
「3万円を、すみやかにお支払ください。」
「3万円を、遅滞なくお支払ください。」
契約書をはじめ、法律関係の文章は、
独特な書き方のルールがあります。
そのことが、法律文書を読みにくくしている
1つの原因となっています。
言い換えれば、
書き方が少し違うだけで、
意味が全然違った・・・ということにもなります。
「直ちに」、「すみやかに」、「遅滞なく」は、
いずれも、時間の早い、遅いを表す表現です。
契約書などに使用された場合には、
「直ちに」が最も早く、
「速やかに」はその次に早く、
「遅滞なく」は一番のんびりできる用語です。
ですから、
「直ちにお支払ください。」と書いてあれば、
すぐに払いに行かなきゃ…
「遅滞なくお支払いください」と書いてあれば、
まぁ、そのうち払えばいいか…
という感じになります。
ただ、「早い」、「遅い」と言っても、
人によって感じ方はさまざまです。
「遅滞なく」だから、
1ヶ月ぐらいはいいかな・・・と思っていたら、
2週間ぐらいで督促がきた!
ということがありうるのです。
したがって、
ある期日までに支払してほしいときは、
「請求書受領後、
1週間以内にお支払いください」のように
具体的な日時又は期間を明らかにして
トラブルを回避しましょう。
☆☆今日のポイント☆☆
「いつまでに」を明確にしたい場合には、
具体的な日時や期間を明記しましょう。