たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識 -24ページ目

たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識

契約って、結構困っているんだよねぇ、
法的な相談が気軽にできたらいいなぁ、
そんな声にお応えしようというブログです。

こんなとき、どうしたらいいの?というお問い合わせも歓迎です。

る休みの日、

そろそろ新しい車に
買い替えようかなぁ…

新聞の折り込みチラシを見ながら
家でゴロゴロしていたAさん。

ピンポ~ン

なんと!タイミングよく
ひいきにしているセールスマンが
Aさんのお宅にやってきました。

Aさんは、
セールスマンに勧められた車が
とても気に入り、
さっそく購入の手続きをしました。

契約書にサインして、
納品を楽しみに待つことになりました。


翌日、
会社近くのコンビニに
お昼ごはんを買いに行ったAさん。

その帰り道、ふと

【どうして、車を買うときは、
契約書にサインするのに
コンビニで弁当を買うときは
契約書がないんだろう?】

と不思議に思いました。

会社に戻って、同僚に聞いてみると 


「車は、金額がでかいからだよ」
 

「コンビ二は商品も買いに来る人も多いから、
いちいち、やってられないんじゃねぇ?」


「車は、買ったあと、

いろんな手続があるからじゃないの?」
 

いろいろ言われたけど、
なんとなくすっきりしないようです。


あなたは、なぜだと思いますか?

実は…
契約は、口約束で成立します

お客さんが申し込みして、
お店がOKすれば、
その時点で【契約成立】となります。

コンビニの例では、

Aさんが商品をレジに持っていく
(この商品がほしいんだけど…)=申し込み

店員さんが、レジを通して
「580円です」と言う=お店のOK
  ↓
【契約成立】となるのです。

レジのやり取りだけで【契約成立】というと
ちょっと意外な感じがするかもしれませんが、

たとえば、お弁当で食中毒が発生した場合に
お店が、お客さんの病院代を負担したり、
お見舞金を出したり・・・
という話を
聞いたことがありますよね?

これは、
お客さんとお弁当屋さん(お店)との
レジでのやり取りが終わった時点で

【安全に食べられるお弁当を販売する】

という契約が成り立っているのに、
その契約に違反してしまったからなのです。

契約書があるから【契約違反】
思うかもしれませんが、
契約書がなくても、【契約違反】になるのです。


子供のころ、
「約束は守りなさい」
「約束を破ると、閻魔様に舌を抜かれるよ!」
と脅されたことがあるかもしれません。

さすがに約束を破って
閻魔様に舌を抜かれることは
ないと思いますが、

約束を破ると、【契約違反】になって
あなたの大切な財産がなくなることは
あるかもしれません。

【契約は、口約束で成立する】のです。


では、口約束で契約が成り立つのに、
なぜ契約書を作るのでしょう?

契約書を作る最大の目的は、
【トラブルを避けるため】です。

契約書を作らなければ、
契約ではないということはありません。

でも、契約書を作っておけば、
たとえば、最初の例で
Aさんの家に車を納品に行って、

「車なんか、買っていないぞ!」
と知らないふりをされたり、

「注文したのは赤い車だったのに、
なんで黒い車を持ってきたんだ!」
と言われたときに。

契約書があれば、
「Aさん、1月30日に、サインされていますよ」
「色は、黒に○がしてありますよ」

と、内容を確認したり、
契約の【証拠】として使えるわけです。

このように、契約書は、
お互いに合意した内容を書面にすることで、
トラブルを予防できるのですね。

具体的な契約書作成のメリットについては、
次回のおたのしみに!


☆☆今日のポイント☆☆

契約は、口約束で成立する。
軽はずみな約束はしないように。