運命の分かれ道 | たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識

たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識

契約って、結構困っているんだよねぇ、
法的な相談が気軽にできたらいいなぁ、
そんな声にお応えしようというブログです。

こんなとき、どうしたらいいの?というお問い合わせも歓迎です。

証人になったばっかりに、
多額の借金を背負わされて
人生がめちゃくちゃ・・・


そんな話、
あなたも聞いたこと、ありませんか?


実際、
破産を申し立てた人の4人に1人は、
他人の借金の保証人になったこと
原因という調査結果もあります。

自分の借金ではなく、
他人の借金のせいで破産となるのが、
「保証人」制度の恐ろしいところです。


「保証人」になるときは、
たった「2文字」
運命の分かれ道になります。

その2文字とは・・・

「連帯」です。


例えば、
あなたの友人が独立してビジネスを始めるため、
銀行からお金を借りて、
あなたが保証人になったとします。

単なる「保証人」であれば、


①銀行からあなたに返済の請求があっても、
あなたは、友人への請求を先にするよう
銀行に依頼できます。


②友人が財産を持っている場合、
友人の財産から先に取り立てるよう
主張することができます。

③ 請求される金額について、
保証人の数に応じた負担になります。

5人の保証人がいれば、
5分の1の負担ですみます。


けっこう、ふつうじゃん?
って感じがしますよね。

ところが・・・
「連帯保証人」となった場合

あなたと友人は、
ほぼ同等に扱われます。

あたかも、あなた
借金を負っているように扱われるのです。

たとえ友人の実家が資産家だったとしても、
返済が遅れたりすると、

銀行は、あなたの友人ではなく、
いきなりあなた
請求することができますし、


あなたは、銀行からの請求を断ったり
先に友人に請求するように
言うこともできません。


請求金額も、
銀行が自由に決めることができるため

あなたは、最悪の場合、
全額負担しなければならなくなります。

「連帯」の2文字
で、
これほどの差があるのです。


連帯保証人にはリスクしかない
といっても、過言ではありません。


連帯保証という制度は、
連帯保証人に、リスクのみ負担させる
制度だからです。

「保証人になってはいけない」
といわれるのは、このためです。



この記事を読んで
連帯保証人、やめたい…と思ったあなた!
残念ながら、諦めるしかありません。


というのも、
今の法制度では、
連帯保証人から解約することは
ほとんど不可能だからです。



こんなに危険と知りながら、
どうしても断れないあなた!


人生を棒に振る前に
「断る」勇気を持ちましょう。

それでも…という場合は、
ハンコを押す前に、

本人の財務状況がどうなっているのか
お金を借りる理由、事業の計画
返済の予定に無理はないか…


納得いくまで
本人からとことん話を聞きましょう。


そして、万が一の覚悟を決めてから
ハンコを押すようにしましょう。

くれぐれも、安易な気持ちで
「保証人」にならないように。


あなたの人生、
そして、あなたの大切な家族の人生が
その「ハンコ1つ」のせいで
くれぐれも台無しにならないように



☆☆今日のポイント☆☆

「連帯保証人」には、リスクしかありません。
くれぐれも「連帯保証人」にはならないように。