わっぺんのスポーツ日記 -65ページ目

わっぺんのスポーツ日記

スポーツが好き。考えることも好き。
そしてみんなとシェアしたい。
これは!!て思う、ほほうぅ!!て思ってもらえるような、ブログにしたい。


-Hello, you have a SHENRON, DRAGON BALL on your arm, right?

--Oh!! Yeah, you know? I love a DRAGON-BALL. Look!! GOKU is here.

こんな会話から始まった昨日の夜。
ルームメイトにスポーツバーに連れて行って貰って外で涼んでいる時の1シーン。
英語の練習だ!と思い、ちょっと勇気を出して思い切って話しかけてみた。

***
僕「もちろんドラゴボールは知ってるよ。僕は日本人だからね。ドラゴンボールは日本ではもちろんだけど、アメリカでも人気だよね。」

彼「appreciate it.嬉しいよ。ありがとう。俺は6ヶ月前までは神龍と悟空だけじゃなくて、右腕全体にベジータ、クリリン、悟飯がいたんだぜ!今は神龍と悟空だけしかいないけどな」

僕「なんで神龍と悟空なの?」

彼「神龍とドラゴボールは、願い事(wish)を叶えてくれるだろ?それと、悟空の諦めない姿勢が俺は大好きなんだ。悟空は常に痛みとともに、痛みを乗り越えて最後は勝つじゃないか!いいか、人生に痛みなしに得られるものなんかないんだよ。ここにいる悟空は常に俺に語りかけるんだ。チャレンジしろ、痛みを乗り越えろ、てな。そしたら俺は勝てる。だから俺の右腕には神龍と悟空がいるんだよ」

僕「そしたら、神龍とドラゴボールは常に一緒、てことが大切だね!」

彼「Exactly.そう。神龍とドラゴボールは、みんなの願いを叶えてくれる。悟空もクリリンもドラゴボールで生き返ったからな!笑
俺は、誰かがこのタトゥーを見た時に、神龍かい?と聞いてきたやつには、いつもこの話をするんだよ。ドラゴボールの話が分かってる奴だけに。ただのドラゴン、ていう奴には何にも言わないんだよ。だから今日お前にこの話をすることが出来て嬉しい。俺の気持ちを共有できて嬉しいぜ!
人生常にチャレンジだ。でも出来るんだ。悟空みたいに。俺たちは痛みと負けを乗り越えられる。俺の右腕は、俺にいつもそれを思い出させてくれるんだよ。いいか!?」

僕「I got it. Thnx.」


思わぬ所で、思わぬタイミングで彼の人生の生き方、価値観ついて熱く語ってもらった。
彼は酔っているせいか、多少呂律が回っておらず言葉遣いも確かに荒かったが、その言葉には妙に説得力があった。
この会話を見たときに、子供みたいなことを...という人もいるかもしれない。
なーにがマンガに触発されてんだよ...という人もいるかもしれない。

でも僕は、昨日のナイスガイに、自分の中のまだ気付けていないところに、気付かせてもらった。

日本ではタトゥーは一般的にタブー。
いや、正確に言うと、刺青がタブーだ。
ここで刺青の是非について問う気は全く無いし、多くの日本人が彼の右腕を見て不快感を覚えることは容易に想像できる。
もしかすると、そんな彼に話しかけた僕に対して、「よくそんなことできたな...」という人も多いと思う。

ただ、ここはアメリカ。

日本人が1億人いて、1億通りの人間性、価値観がある、というのとはワケが違う。
日本人は日本人であって、1億人に共通する「何か」がある。
その「何か」のせいで、ここアメリカの、多様な生き方、価値観を頭から否定してしまうことがあると時に感じる。
ここで一言言っておくと、
「自分の中にそれを取り込むか取り込まないかは、各々が各々の価値観の基準で決めればいい。そこについて言及するつもりはない。」

ただ、頭からrejectするのは明らかに間違いだということは強く主張したい。

何故アメリカに来ようと思ったのか。
その最大の動機を、昨日の1シーンで改めて認識させられた。

筑豊から関東に出てきて、感じることがあった。
日本からアメリカに出てきて、また感じることがある。
確かに全てを受け入れることはかなり厳しい時もある。凄まじいストレスを感じることもある。
ただ、ただそれをハナからはねのけると、理解できないと諦めると、ここに来た意味が無い。

世界は一つのコミュニティで共存できる。

例えそれが難しくても、その一員になるための努力はしたいと思う。

では。