オリンピアンの為の、オリンピックトライアル | わっぺんのスポーツ日記

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US Swimming Olympic Trials

が終了してはや、2週間が経過しました。
前回、前々回とアメリカの競泳オリンピックトライアルの特徴について様々な視点から述べてきました。
そして今回は、このオリンピックトライアルの「演出」を、オープニングセレモニーとメダルセレモニーに着目して、その特徴とそこから垣間見える「アメリカらしさ!」を、紹介していきたいと思います!


まずはこちらの2枚の写真から。
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初めて見たときは、思わず「スゲェ!」と言ってしまったこちらの演出。
これらは、試合が始まる前のオープニングセレモニーの一部です。
プール自体がスクリーンとなり、音楽に合わせた映像が2分程度映し出されます。
過去のオリンピックでのレースやアメリカオリンピックチームを応援する映像が映し出され、これを見ていると「始まるなあ!!」という空気に会場中が包み込まれていきます。
そしてその後に国歌斉唱が行われ、会場のボルテージはマックスに。
このオープニングセレモニーのムービーは、各動画サイトにアップされていると思いますので、観たい!!という方は、「US Swimming Olympic Trial」で検索をかけてみてください!


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こちらの2枚は、メダルセレモニーの様子。
少し見にくいのでわかりづらいか知れませんが、この2枚の写真を見てみて、皆さん何か違和感を覚えませんか?
日本のいわゆる表彰式、と呼ばれるものと同じ感覚で見てみると、その違いが分かるかと思います

そう。

上の写真では表彰される選手が2人、に対し下の写真では4人いますよね。
これ、「メダルセレモニー」という名の「オリンピアンセレモニー(勝手にそう言っています)」なんです。
個人種目で代表権を獲得した2名の選手、またリレーメンバーとして代表権を獲得した選手、とにかく代表権を獲得した選手が、この場で表彰される、と言うわけです!
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(フェルプス選手とロクテ選手)

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(4×100mリレーの代表選手)

つまり、個人種目の1位と2位の選手にはもちろん金メダルと銀メダルが授与されますが、この場では3位の選手は表彰されません。
一方、3位以下でリレーメンバーに入った選手は、最大で6位まで銅メダルが授与されます。

かなりユニークな表彰式だと思いませんか?

そして、選手達が立っているところは上下可動式のオーロラビジョンになっていて、表彰される選手達は紹介されながら下から上がってきます。
ここら辺の演出もさすが使っている会場がイベントホールというメリットを最大限活かしているな、と感心しきりでした!

表彰式が終わると、オリンピアン達は会場を半周しながら場内インタビューへ移ります。
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レースでの感想や、オリンピックに向けての意気込みなど、一人一人の選手それぞれが思いを語ります。そして最後は

「Im a [名前] 2016Olympian!!!」

とマイクを通して叫び、会場は拍手喝采。
この言葉はオリンピアン全員の最後の決め台詞なんですけど、初めてオリンピアンとなった若い選手が涙しながらこのセリフを言うところが、非常に感動的でした!


このように、今回はオープニングセレモニーとメダルセレモニーの演出に着目して紹介をしてきましたが、大会を通して随所でユニークな演出が見えたオリンピックトライアルでした。
これらの演出やオリンピックトライアル全体の構成を通して思ったことが
とことん「オリンピックトライアル為だけのオリンピックトライアルだな」ということ。
オリンピック出場権を獲得すべくレースに臨む選手達の闘争心を掻き立て、オリンピアンとなった選手達の「オリンピアンとしての自覚と誇り」を強く認識させるような演出は、選手だけでなく、会場中の観客や役員関係者を一つにしているように感じました。
そして何より、会場を包み込む観客のレースを「観る態度」に感動しましたし、会場中が新たな「Team USA」を応援している、という雰囲気が伝わってきました。

スポーツを観る、魅せる、という意味でのアメリカらしさは、間違いなく「日本にはないもの」がそこにはあります。
そこを実際に体感できたことは今後の一生の財産になりますし、2001年の福岡世界選手権の時に感じた「鳥肌」を、また感じることが出来ました。

オリンピック開幕まで1ヶ月を切りましたが、各地で選手達は來たるオリンピックに向けて調整を行っています。
オリンピックまでの世界ランキングの方ももうほぼ確定と言ってもいいと思いますので、次回は「世界ランキング一覧」を掲載しようと思います!!

では!