境目湯(さかいめゆ) | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です、

 

熊野古道のルートが、線で引かれて

います。

 

 

田辺から中辺路を通って本宮へ至る道。


海沿いの大辺路が、富田・日置・

すさみと連なっていく道。

 

結は、本の中の線を指でなぞしながら、

自分の足が歩いた道を思い出しました。

 

「ここが、滝尻王子から近露王子へのあいだ。


 ここから発心門王子を経て、本宮へ。

 


 そして、あのとき赤木越で湯の峰側に下り、


 別の日に、湯の峰から大日越で本宮に

上がった。」

 

本の地図の上に、自分の足跡をゆっくりと

重ねていきます。

 

「本の中では、“上皇や武士たちが何百人

もの供を連ねて歩いた道”、


 現代の私は、“ひとりでザックを背負って

歩いた道”。

 

けれど、道そのものは、
同じ熊野の山と川の上に

引かれている。」

 

そう思うと、文字と線だけだった地図が、

急に立体感を帯びて感じられました。

 

大辺路のページで白浜を見つける

 

ページをめくっていくと、大辺路

(おおへち)についての項目が出てきました。

 


「海沿いを通って熊野三山を目指す道」

として、大辺路の歴史と特徴が説明

されています。

 

その一節に、田辺から富田、日置、

すさみへと続く地名とともに、「白浜」の

名前がさりげなく出てきました。

 

「大辺路は、海辺の村々を目印とし、

湯崎や白浜の温泉は、熊野へ向かう

人びとにとって重要な湯垢離の場

であった。」

 

そんな意味の一文を見つけて、結は

胸の奥が少し温かくなるのを感じました。

 

「中世の人たちにとっても、白浜は“

熊野へ向かう途中の湯”だったんだ。」

 

自分は今、その白浜を「熊野から帰って

きた湯治の場」として使っている。

 


往きと還りで役目は違っても、湯が

人の心身を切り替える“境目”である

ことは、昔から変わっていないのだ、

と気づきます。

 

 

ご精読ありがとうございました。

 

懐中温泉