懐中温泉です、
ご質問をいただきました。
「願望実現を早めるには、どうしたらいいですか。」
よくわかります。
願望を抱くということは、もともとすぐにでも
そうなってほしい、と思うからこそでしょうから。
そして、これについては、ここがどうしても
そうした今すぐ、という本能に反するというか、
なかなか理解しがたいところなのですが、
感謝する
なのです。
すでに恵まれていることがらに感謝する
感謝の法則
ということになります。
「それは聞き飽きた。」
「全然、効果ないじゃん。」
「感謝、感謝って言い続ければ、願望がかなう
なんて、それですんだら世話ないよ。」
これらのすべてはその通りになっているでしょう。
どうも、このしくみ、
すなわちネガティブな思いこみというのは恐怖や
不安という感情
そこから来ており、その分のエネルギーを集めやすい。
これもまた本能というかわたしたち生物がこの地球
に登場した約40億年前から今にいたるまで、
生命進化の中で経験してきた無数の苦難・危険・
災厄の記憶からくるものです。
それらは潜在意識に集積されています。
他方で、願望そして希望を抱くというポジティブな
感情はおそらく半分くらいのエネルギーとされ
ています。
これもまた潜在意識に集積はされていっている
でしょうが、どうしても恐怖・不安から来る方が
強い。
本能の方が思考よりもずっと強いということは
ありえます。
とは言え、潜在意識そのものは、そもそもなにが
正しく、なにが間違っているかというような判断は
しません。
すべてをあたかもスポンジのように吸いこんで
しまう。
そこには取捨選択はない。
したがって、先の感謝の法則にしても、それが
「それは聞き飽きた。」
「全然、効果ないじゃん。」
「感謝、感謝って言い続ければ、願望がかなう
なんて、それですんだら世話ないよ。」
と、頭にかぶっていた帽子を丸めて地面に叩き
つけるようにして強いネガティブ感情エネルギーで
もって宇宙へのメッセージとして発すると、
それらが願望として伝わってしまう。
「宇宙はなんて皮肉屋なんだ」
その通り、皮肉になってしまうでしょう。
こうした一連の流れを一言で表したことわざが
あります。
天に唾する
自分にその唾がかかってくる、というものですね。
または
人を呪わば穴二つ
というのも同様です。
どうすればいいんだ。
そうです、これも最初から答えは出ている。
だのに、どうしても忘れてしまう。
本当に不思議なくらいです。
感謝の法則
これを習慣として身につける他ないようです。
なぜなら、感謝はポジティブでしかないからです。
ネガティブになっても、感謝によってポジティブに
リセットされる
何か良いことがあったとき、目に見えない、
形のない、自ら思考する物質
わたしたちもまたその物質からできている
原子とも素粒子とも宇宙とも呼ばれている
または
創造主とも神とも仏ともアラーとも呼ばれている
その存在に深く感謝すればするほど、もっと
たくさんの良いことが、もっともっと早く実現
します。
感謝すれば、さらに感謝に値するものがすでに
スピードゼロで送り届けられる。
実のところ、わたしたちはそれを思い出す。
あなたがすることは行動して、すでに送り届け
られているものを受け取るだけなのです。
すべては感謝の法則から出発します。
感謝して、すでに送り届けられているものに気づき、
行動を通して受け取ってください。
それが願望実現を早めます。
