あなたの失う恐怖とは | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です、

 

あなたも失う恐怖を感じたことはあるでしょうか。

 

 

実は、私は先ほどアカウントを失ったかと、その

恐怖を味わいました。

 

考えてみると、最近でもいろいろ失うものもあり、

喪失感ですとか、さびしい感はありましたが、

恐怖とまではいかないできました。

 

どこか希望というか、何か絶望しないですむ余地

があるというか。

 

とにかく、一切がいきなり無になる

 

そこまでの恐怖を覚えることは、幸いというべき

でしょうが、思い出す限りではなかったのです。

 

たぶん、人生のステージの切り替わり、ですとか

区切りという感じで、納得のいくものがあり、その

納得感が恐怖を覚えさせなかったのでしょう。

 

今後どうするか、という見通しと、これまでの経験や

知識の蓄えも多少はある、という安心感も手伝った

と思います。

 

先ほど、というのは午前3時半でした。

 

ふだんは4時半まで起きないし、とくに今日は週末、

日曜日で、むしろ平日より1時間か2時間ゆっくり

起きるのが常です。

 

週日は目覚まし時計を2つセットしていて、それで

起きるのですが、週末は目覚ましのアラームを解除

している。

 

しかし、今回は、昨夜早めに寝たことも働いていた

のでしょうか、3時半に目覚めました。

 

慣れないことはするものではない。

 

この言葉は私のためにあるようなもので、てきめん

でした。

 

PCを開き、アカウントを確認しようとしたら、その

アカウントが見つからないのです。

 

起き抜けで、まだ頭が働かないその上に、いわば

異常事態です。

 

夜討ち朝駆け

 

というくらいで、不意を突く急襲には、真夜中または

早朝が選ばれる。

 

3時半というとそのどちらにもかかる時間です。

 

昼間の落ち着いた状況であれば、慌てずに対処

できるようなことなのかもしれない。

 

が、

 

『喪失!?』

 

と慌ててしまい、段々思い出してきましたが、3年

ほど前に、東京の新宿駅でノートPCを公衆電話の

ところに置き忘れ、戻ったら無かった、

 

あのときでも、恐怖まではいかなかったが、きちんと

パニック状態、

 

今言うのか、パニクったのでした。

 

それは先ほども確実にありました。

 

いわゆるアドレナリンが一気に大量に出て、緊張

が走るとともに、危険・危機に備える態勢となった

のでしょう。

 

新宿駅での場合は、そのノートPCは実は、背負って

いたリュックの定位置に入れていたのですが、

なぜか入っていると気づかずに、置き忘れた、と

交番で遺失物届けの順番を待っているときに判明。

 

それですんだのですが、今回はパスワードです。

 

パスワードが思い出せない。

 

例によって、最近のパスワードを求められる状態は

人間の記憶量を超えている。

 

今後、量子コンピューターの発達で、すべての暗号は

読み取られることになるが、一方で量子コンピューターが

パスワードも発行すればその問題もなくなる。

 

そのようなことも言われていますが、ちょっとわからない。

 

むしろ、パスワードをあまり設定しなくてよいように

した方が良いと思います。

 

生活、ライフスタイルもパスワードフリーの方向に

もっていきたい。

 

そのようなことを考えながらも、なんとかアカウントを

復旧させました。

 

それにしても、一気にすべてが一瞬にして無になる。

 

これは私に久しぶりに恐怖感を抱かせたのでした。

 

それまでの努力であったり、営々と重ねてきたものが

瞬時に喪失する、というのは、恐怖である。

 

生命進化約40億年、ご先祖はずっとこの恐怖を覚えて

きたのであり、それを自分も、記憶の喪失を通じて

味わった。

 

そう言うと大げさ過ぎると思いますが、少なくとも、寝起き

の私にはそのくらいの衝撃だったのです。

 

あるいは、夢かとも思いましたが、きちんと処理の記録

が残っているので、やはり事実だったのです。

 

今回の経験は今後何かの役に立つのだろうか。

 

あまり役立ちそうにありません。

 

あえて言えば、やはり、パスワードをあまり設定しない

ライフスタイルを構築するようにしていく。

 

その方向性を見出したことでしょうか。

 

あなたは大丈夫でしょうが。

 

恐怖から学んだことはありますか。

 

ちょっと思い出してみてください。

 

 
ご精読ありがとうございました。
 
懐中温泉