懐中温泉です、
あなたは実はセールスの巧者である。
そのように気づかれてきたと思います。
「なんのこと？」
あ、すみません。もしも前回の記事をたまたま
見逃していた、とか、初めてこのブログに接した
とかの場合、確かにいきなりで意味不明だった
かもしれません。
人生の資産についてお話ししていたのです。
そうです、資産。
資産構築法。
ということで、まず資産とは何かというと、
価値を生み続けるもの、のことを言います。
では、負債とは何か。
それは、価値を減らし続けるもの、です。
または、価値がなくなっていくもの、さらには
価値を奪いさえするもの。
たとえば、家とか車とか。
とくに1970年代の高度成長期以来、男子たる
もの家を持たねば、とマイホームを持つという
信仰が生まれました。
人生70年と言われた時代です。
なにしろ、家を持つと固定資産税として、税金が
とられます。
不動産だからです。
固定しているからです。
それは資産であるので、税金がかかる。
ということで、家イコール資産。
わかりやすいですね。
しかし、地震・火山大国日本であり、亜熱帯の
モンスーン気候が最近激化している日本。
そこでは家の寿命は20年。
その間にも様々なグレードのメンテナンスが
必要になり、リフォーム産業という部門は
なかなか大きい。
ご存じでしょうが、家は、新築で、建てたばかりの
家であっても、一度住んでしまえば、今度それを
売ろうとしたときには中古物件となります。
新中古
これと同じことが車にも言えます。
新車を購入し、一度乗ってしまえば、それは
中古車となるのです。
まあ、新中古。
少なくとも、買ったときと同じ値段では売れない。
それが常識。
そして持ち続ければ、駐車場代、ガソリン代、
メンテナンスも費用がかかるし、車検、保険、
出費は重なる。
したがって、ずばり負債、です。
これに対して、資産とは価値を生み続ける
ものであり、
健康は第一ですが、
スキル
人間関係
信用・評判
知恵・智慧
です。
とくに耳と耳との間におさまる、スキル。
身につけるものであるので、誰も奪うことは
できない。
もっていることで税金もかからない。
無形文化財というくらいですので、形が無い。
スキルはこの近未来社会では、
コピー・ライティング
マーケティング
セールス
パブリック・スピーキング
さらに語学・言語
となります。
このうち、もっぱら不特定多数を相手にする
マーケティングのお母さんにあたるのが
1対1を原則とするセールスです。
目の前の1人に売る。
それができなければ、目の前にいない、
たくさんの人には売れない、ということに
なるからです。
そして、セールスの基本とは、
事情を聞く
問題点を聞く
最悪の場合をイメージさせる
解決策を提供
この４つのステップに集約されます。
相手の置かれた事情をよく聞く。
さらに深掘りして、相手の抱える問題点をよく
聞き出す。
そして、もしもその問題が悪化して、もはや
最悪の事態となった場合にはどうなるのかを
イメージしてもらって語らせる。
その問題を解決する方法や手段を提供する。
これは、やはり前にお話ししたため、近々
小冊子として懐中温泉シリーズで電子書籍化
しようと今準備中ですが、
起承転結
と対応するのではないか。
そう考えるようになりました。
あなたは既に人生の成功者です。
であるからには、要所要所であなた自身を
上手に売り込んでいる、はず。
それがたとえ無意識の所作であっても。
そのセールスにはしたがって、１つの流れ、
起承転結が見出せるのではないか。
そう考えるものですから、光をあてていきたい。
と、ここまでで既に相当に紙面を使いました。
ので、次回、人生の資産であるスキルの１つ、
セールスと起承転結の世界とを交錯させて
いきます。
それまであなたは、ご自分の人生での
成功体験をふりかえっていてください。
そこに光をあてますので。
