懐中温泉です、
あなたとともに近未来社会に来ています。
この近未来社会は、昨日までの世界とはほぼ
共通し、またよく似ています。
が、いろいろ違っています。
違いの中で、まだそれほど表に出てはいない
ようですが、おそらく今後いや増しに現れる
こととして、価値観の変化があります。
人生観というか。
それは、昨日までの世界が、平均寿命70歳
いや、たぶんもっと低くて60歳という目安で
できあがっていたのが、この近未来社会では
100年になっているからです。
人生100年時代
昨日までの世界の最終段階の時期に年金の
関係で政府や経済界から言われたのです。
もっとも人生100年時代という発想は世界の
先進諸国で20歳代の若者の平均余命が
100歳を軒並み超えている。
そのような統計のデータから出てきたもの
だったのです。
前世紀、戦後日本の高度経済成長を支えた
柱の1つである、終身雇用制度。
これの定年退職年齢は、もともと55歳。
同じころ、制度が整った年金システムでの
年金開始年齢が60歳。
そして、当時の平均余命というのが、まさに
60歳。
この60歳という年齢は、いわゆる還暦で、
赤いチャンチャンコを着せられてお祝いをする
おなじみの光景をつくりだす年齢です。
これはまあ、それまでの時代でいうと
だいたい「終わり」で、一巡り巡った、
そのお祝いです。
だから、余生、という言葉がそのまま
あてはまる年齢でもありました。
そして、そこから逆算して、さまざまな社会の
仕組みができていて、序列ができ、優劣が
生まれた。
いわゆる人生の成功者のスタンダードが
できたのです。
ところが、それは昨日までの世界での標準
でありスタンダードなのであって、この
近未来社会でも同じでいくのか。
どうやらそうはいかない。
あなたも薄々か、またはかなりはっきり
と感じているでしょう。
先の人生100年、という点だけ考えても
わかります。
とはいえ、
「そんな急に言われても・・・」
「備えもしていないし・・・」
と戸惑いを隠せない場合もありえます。
どうすればいいのか。
実は、先行きがよくわからない。
そういう状態を私たちの先祖は、人類レベルで
言っても600万年続けて生きてきたのです。
明日はどうなるのか、わからない。
五里霧中
すっとこれでやってきた。
それで見ると、この近未来社会は、はるかに
安定して、安全な感じがします。
少なくとも外敵に襲われる、という突然さが
ずいぶん減っている。
自然現象にしても、過去の詳細なデータが
蓄積され、また融合も進んでますので、
よほど予測がしやすくなっている。
天気予報の精度も確かに上がっています。
しかし、それでもなお、やはり明日の風が
どう吹くのかは明日にならないとわからない。
毎日が戦。
常在戦場
ご先祖は実際にそうだった。
その中で生きてきたのは実に2つの原則に
集約されるでしょう。
腹が減っては戦ができぬ
自分の身体は自分で寝て治す
栄養を摂ること
睡眠
快食傾眠、そして快便
これだけでやってきた。
あとは運動ですが、これはもう今のような
便利な近未来社会ではないので、
大体のところ身体を動かすしかない。
とくに歩くことは。
そしてそれは快眠と快便、さらには
空腹に不味いものなし
となり快食にもなった。
地味ですが、これが人類600万年の
五里霧中サバイバル法です。
あなたもサバイバルして下さい。
