懐中温泉です、
あなたはジュース断食にチャレンジした
ことはありますか。
私は、昨日の休日試しました。
いわゆる断食にはそのハードさから
いくつかのものがあります。
そもそも論で言えば、断食、今の言葉
なら、ファスティングは、どこか
自分の身体を痛めることであるので、
しないですむならしない方がいい。
人間の歴史をふり返れば、農業が定着
するまでは、食糧の取れ方次第で、餓え
が襲ってくるのが避けられない。
そういう時間の方が長かったのです。
農耕の開発で定住生活が可能になった
のは、さかのぼってせいぜい1万年くらい
前。
人類の歴史、私たちの直接の先祖である
現生人類の登場は20万年くらい前、と
されており、ほとんどの時間は狩猟・漁労
生活がメインでした。
さらにその前の人類となると600万年前
にまでたどれますが、もちろん、同じで、
いつなんどき断食となるかは、より高い
確率としてあったはず。
母ちゃん、母ちゃん、お腹と背中が
くっつくぞ♪
というのは、タイトルが不確かですが、
どうしてお腹が減るのかな
というフレーズで始まる歌です。
子どもがお腹がすいたときに歌うもの
なので、ごく短い。
お腹と背中がくっつく、というのは
かなりのものです。
困窮の極み。
いや、私が生まれて初めて試みた
断食というのは、ジュース断食です。
断食でもっともハードなのは
水断食
これは、それこそ修行僧の行うもので
きちんとした管理をする経験者の
リードが必要です。
なんといっても自分で自分の身体を
痛めつけることになる度合いが高い。
ついでレモン水断食
これはレモンをしぼり入れた水は飲む
というもので、水断食よりはまだ楽。
といっても、やはりこれだけでは身体に
負担が。
ということでジュース断食。
野菜やフルーツでつくったジュースを
飲む断食です。
私は、これを休日の1日にあてたもの
です。
それまで、もともとが人生ご飯大盛りを
モットーにして過ごしてきた人間です。
断食またはファスティングなどは、まず
無縁でやってきました。
せっかく人類が苦労して飢えから抜け
出てきたのに、わざわざ逆戻りする
必要はない。
どこかそういう思いがあったのかも。
食べたいものを食べたいように。
ということで、ジュースだけで1日が
終わるという経験を、少なくとも自ら
進んでしたことがなかったように
記憶します。
もともと、断食またはファスティングを
あえて行う意義は、クレンジング、と
なるのでしょう。
人間の身体はとても賢く精妙にできて
います。
さもなくば、お医者さんがこの世に
現れるまでの時代の方が長いのです
から、私たちの祖先が生き残れる
はずもなかった。
人類の歴史は、長らく、自己治癒の
時代が続いたはずです。
この自己治癒能力がもしかして眠って
しまっている。
それを起こす、というのが断食または
ファスティングの目的ではないか、
と思います。
ひとの身体は食糧供給がストップする
と自分自身の消化を始めます。
その際、賢い身体は、なるべく不要の
いらなくなった細胞や身体の構成要素
から消化していこうとする。
だから、断食により、そういう古い、
いらないゴミのようなものや老廃物
さらには身体に有害なものも含めて
消化してしまう。
クレンジング。
となる、という理屈です。
もちろん、1日だけですので、どれほど
効果があるのか。
しかし、週末、休日に、消化器官を
休める、ということにもなります。
まあ、最初だったので、どうやら身体が
少しびっくりしたようですが。
背中が鈍く痛い感じです。
しかし、これも、自己治癒の一環という
感じが強い。
寝ている間に自分の身体が治そうと
している。
まさに自分を信じるしかない。
自信ですね。
自信をもって、自分の身体に自分を
まかせる。
そして、
ビックリするのは、たぶん、身体にも
そして頭脳にも良い。
私は、ジュース断食をした結果、
自信をもってビックリしたのです。
これは初めての経験と言えるでしょう。
あなたにもお勧めしたい。
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ご精読ありがとうございました。
懐中温泉