懐中温泉です、
あなたの悩みは何ですか。
このようにたずねられたとします。
難問です。
出し抜けに、では。
たぶん、ストレートすぎる。
ふだんから、よく聞かれる、とか
シチュエーションを想定しなれてる
とかでなければ、スッとは出てこない。
しかも、あらかじめ想定問答で準備
しているような悩みとは、そもそも
悩みと言えるのか。
もちろん、誰しも大なり小なり、
生きていく限りなんらかの悩みを
抱えているものです。
ただ、それに悩みというネーミングを
していない。
悩みであると気づいていない。
悩ましい、と言ったって、それが
本当に悩みなのか。
そうでない悩ましさもあるわけです。
悩みをうちあける
この表現が示すように、悩みは、
うち、あける、ものです。
中にあり、しまわれているものを
オープンにする、という意味でとらえて
差し支えないでしょう。
こちらの悩みをたずねる相手が
どのような人なのか。
やはり信用できる相手でないと。
なにしろ
他人の不幸は蜜の味
と言います。
心中、舌なめずりをしているような
情景がすぐさまイメージできる。
そんな印象を与える人物では、
うちあける気にはなれません。
一方では、モヤモヤとしていたもの
を、言葉にして語ることで、それが
悩みと呼べるものだったと気づく。
それも十分にありえます。
自分ではあまりにも当たり前に
思っていて、すっかり慣れてしまって
いた。
だから、悩みであるとさえ気づかずに
いた。
それが自分で話すことで、客観視
でき、いわゆる悩みである、と実感
する。
もちろん、悩みである、と思って話
を始めたが、話しているだけで、
問題ではなくなっている、と悟る。
これまたありうることです。
よく、コーチングの極意として、
クライアントに8割以上話させる、
というのがあります。
もしかすると9割以上。
なぜなら、実のところ、悩みや問題
を話す人というのは、その解決法も
1つか2つは考えているか知っている。
だから、クライアント自身がもつ
その腹案を取りあげ、勇気づけて
実行させる。
これが極意と言います。
したがって、あなたが自分の抱える
問題を話してみることによって、
自分自身をコーチングしている。
そのような現象が起きても不思議
ではないのです。
他方で、もしかすると、このような
ことも考えられます。
確かに、問題であり、悩みとして
認識できるが、実のところ、それは
時間が解決しそうだ、というような
ものです。
あるいは、あなただけが心を砕き、
苦悩してもまったく問題の解決に
ならない。
世界中にある貧困ですとか、
アンフェアで不公平な状態とか。
これまた、社会や経済の発展を
待つしかなく、その意味で、時間が
解決する、という性質のことがらです。
時間が解決する問題について、
あれこれ悩むのは、ヒューマニズム
としては貴いですが、やはり、時間の
ムダかもしれません。
いや、ムダは言い過ぎですね。
あまり時間を掛けすぎるのはどうか
ということです。
忘れてはならない心がけだとは
思います。
さらには、
夜明け前がいちばん暗い
と言います。
なんらかの創造がなされる前には、
夜明け前のように、最も暗く、悩み
ととらえられるようなストレスも
かかる。
これまた、時間の問題でもあります。
だから、もしかすると、最初の
問いかけである
あなたの悩みは何ですか
という質問も、
今抱えている問題はありますか
というように、限定すると、
答えやすいかもしれません。
しかも、その問題について、距離を
置いて客観視することで、問題が
問題でなくなる可能性もあるからです。
時間がたてば解決することがら
という場合もあるでしょう。
そしてまた悩む必要もなくなる
かもしれないのです。
といったような前提で、あらためて
あなたにうかがいます。
あなたは何を悩んでいますか。
それに答えるのはなかなか難しい
というのであれば、もう少し限定して
あなたが今抱える問題は
ありますか。
あるとしたら、お知らせください。
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