懐中温泉です。
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想像してください。
あなたはトンボです。
そう、あの、空を飛ぶ。
実に優美な姿をしています。
とくに、もう、空を滑空するために
まったく無駄なくデザインされた
フォルム。
軽い材質で横に思い切り長く
のびた羽。
細長い身体。
身体の最前面には
餌である羽虫など捉えるための
優秀な探知機である目。
あとは、アゴが伸びて、
獲物をそのまま確保し、
食べるだけ。
顔の半分以上が目玉という
ことで、巨大です。
実際、ただ、
目
という言葉でその持ち主を
想像するときに、
人間以外の生き物の目といったら
トンボの目
または眼を
思い浮かべる向きも多いのでは
ないでしょうか。
それほどまでに
トンボの目玉が与える
インパクトは大きいです。
なぜ、インパクトがあるか、
というと、身体の大きさに比べて
異様に大きい、ということもありますが、
それがまた複眼である。
これも強い印象をあたえます。
複眼。
1つの目玉の中に
たくさんの目が結集している。
だから、シンプルな目というよりも
複雑な文字である
眼の方がふさわしい感じがします。
生命としてのトンボの歴史は
長いです。
生命進化の歴史40億年で、
昆虫は古株に入ります。
おそらく現存の昆虫の中でも
トンボは古く、
少なくとも恐竜時代に飛んでいた
トンボの化石が残っています。
しかも、恐竜時代に
ふさわしい、30センチとか
50センチとかいう大きさの。
その頃から既に
形としては完成していたのです。
何億年という時空を
経ても耐えるデザイン、
ということになります。
トンボの姿は
機能美であるとともに、
伝統美でもある。
このように言っても
さしつかえない。
アメリカ空軍だったか
宇宙開発局だったか、
飛行体としてのトンボを調査して、
その完璧さに嘆息した、とされています。
もはや、これ以上進化しようがない。
さて、そのトンボを捕まえよう。
子どもであれば、そのように
想ったりもするでしょう。
子どもに還ったつもりで。
童心に戻って。
童心とは、
トンボ捕りのことですね。
トンボを追いかけ、
レンゲを編む。
子どもの仕事です。
もっとも、ほとんど
前世紀の話なのかも
しれませんが。
トンボを捕まえる有名な方法とは。
それは、杭などに止まって
小休止しているトンボの
前に立ちます。
トンボは素早く、
いつでも全速力で飛べるので、
外部の者、外敵が近づいても
ギリギリのタイミングまでは動きません。
そして、
外敵、と認識すれば
即座に飛び立ちます。
滑走路など無用。
それはそれは素早い。
だから、そうならないような
ほどの距離で立つ。
右手で、あるいは
利き腕が左手なら左手で。
人差し指だけ立てるようにして、
トンボの目玉の前で、
人差し指で指すようにします。
そして、ゆっくりとグルグルと
回すようにする。
トンボからすると、
指が円を描いているように
見えます。
しかも、トンボは複眼ですので、
同時にいくつもの円が
グルグルと描かれる。
それこそ、多数の蛇の目が
動きをともない、描かれる。
動く蛇の目が
無数に、重なるようにして
描かれるのです。
1つでも回転する蛇の目の効果は
大きいのに、それが眼の数だけ
いくつも。
これはたまりません。
トンボは、
大きく眼を回すことになります。
大きく目眩を起こし、
身体が麻痺してしまう。
神経系統もうまく働かなくなり、
動きがにぶり、人間で言えば
フラフラになる。
そこを、上から親指と人差し指で
トンボの羽の部分をつまむように
して抑える。
と、なかばぐったりした
トンボを生きたまま捕らえることが
できる、という寸法です。
蛇の目の威力を
トンボに適用しているのですね。
同心円の魅力です。
その力の根源はどこからくるのか。
少なくとも、これまた
何億年という歴史が
ありそうなのです。
それについてはまた
お話ししたいと思いますが、
それまで、
童心にもどり、
トンボを捕った頃を
思い出してください。
韻を踏むようですが、
同心円とは
童心円なのです。
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