懐中温泉です。
本ブログをご訪問いただき、
心より感謝いたします。
どうして私たちは
私たちが抱く願望を
なかなか実現させられないのでしょうか。
いわゆる引き寄せの法則を
あなたも聞いたことがあると
思います。
https://youtu.be/LCP5Cvx3vxA
実現したい願望。
たとえば、その願望のイメージを
かたどる写真などを雑誌から
切り取り、コルクボードなどに
貼り付け、毎日眺める。
すると、いつのまにか
その願望が実現する。
思考が現実化するのです。
わざわざこの事実を
本のタイトルにして出版したのは
有名なナポレオン・ヒルです。
その名も
『思考は現実化する』
最近は接しやすい漫画仕立てで
コンビニなどの書籍コーナーに
置いてあるのもよく見かけます。
しかし、そんな本を買って読んでみたり、
実行力のある人は、実際に
イメージをボードに貼り付けて
眺めることまでする。
･･･だが、願望を現実にできない。
願いがかなわない。
考えるだけで、
願いがかなうなんて、
無理。
もしかして、ナポレオン・ヒル
や他のいわゆる賢人や偉人なら
できるのかもしれない。
だけど、俺には無理。
実際、ヴィジョン・ボードまで
つくってみたけど、
やっぱり、願いはちっとも
かなわない。
なぜ、こうなってしまうのか。
この疑問を解決するために
役立つのが今お話している
人生のステージ理論なのです。
とくに、現在さしかかっている、
ステージ２という群れのステージ。
このステージのことを
学ぶと、どうしたらよいのかが
わかってきます。
なぜ、
あなたの願望をかなえるのは、
あなたに限って無理なのか。
どうして、無理を現実にしてしまうのか。
なぜ無理を現実化させ続けるのか。
それは、
無理と思い込んでいる人が
あなたの周りに多いからです。
まず、あなたご自身を、
今、イメージとして、ふわりと
上空に漂わせてみましょう。
鳥のように。
そして、下を眺めるのです。
これを鳥瞰する、といいます。
鳥瞰して、
俯瞰して、
メタします。
メタする、というのはメタ思考の
ことですね。
すると、あなたは
「思考によって願望を
現実化させるなんて無理と思い込んでいる人」
の群れの中に混じっていた。
ということに気づくでしょう。
潜在意識の働きで、
無意識のレベルで私たちは
同じ考えを共有するように
できています。
だからこそ、群れをなすことが
できるのですね。
これをミラー・ニューロン効果と
いいます。
個体としてはひよわで
外敵の餌食になりやすい。
とくに赤ちゃんのときは
そうです。
多少動けるようになっても
子どもであったら、あるいは
大人になっても、やはり1人では弱い。
だから群れをなし、
味方同士として結束を固め、
敵から身を守る。
防衛のためであり、
ときとして攻撃さえもできる。
集団として、
群れとして、思考を共有する。
魚の群れ。
動物の群れ。
軍隊もそうですね。
とくに軍隊の場合には
参謀がいて将軍がいて、
命令が下されると、その軍勢は
ひとつの塊として動いていきます。
リーダーの指令の下、
思考を共有し、一体となって
動けるのもミラー・ニューロン効果です。
もっとも、リーダーが
いないか、明確でないような場合でも、
群れとして思考を共有することも
ままあります。
それでも、
互いに無意識レベルで
思考にも影響を与え合います。
朱に交われば赤くなる。
あなたもこのことわざは
知っているでしょう。
群れとして味方を
敵から守り、攻撃する。
そのためミラー・ニューロン効果
がはたらく。
生存と種族保存のために
欠かせない作用です。
しかし、同じ作用が、
抑圧の方向にもはたらきます。
思考を現実化させるなんて無理
このように信じている群れの中に
いる場合、確かに無理となるでしょう。
群れにいる限り、
思考を現実化させるのは無理、
が現実化し続けるのです。
そこから脱けるには。
群れから離れるのが一番です。
物理的に。
しかし、友人関係ならともかく、
家族だったり、その群れで生活が
成り立つ。
となると、なかなか縁を切るのは
むずかしい。
が、ある程度距離をとることが
できるのであれば、そうしましょう。
旅に出る。
いいですね。
孤独の旅が望ましい。
一時的にでも群れから離れ、
鳥瞰し、俯瞰し、メタする。
それだけでも、
あなたの願望の現実化が
早まることは受け合いです。
ご精読ありがとうございます。
懐中温泉