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心より感謝いたします。
納豆原理主義者でひしめく
北関東の雄県
いわゆる寺社仏閣などの
宗教信仰については
テキトーなのに。
自分の家には
神棚と仏壇が同居し、
クリスマスもハロウィーン
も祝う。
イスラム教
あるいはイスラームについても
興味があるが、なにしろ
禁酒なので、つまらない。
まあ、そこらへんは
テキトーに。
そんな感じでありながら、
こと納豆の食べ方については
自分がたまたま幼少期に
身につけたものが正しいと信じ込む。
家族がそうしているから。
あるいは
気がついたらそうなっていた。
はなはだ根拠薄弱で
不合理でさえありますが、
「栄養がある。」
としてたとえば
「納豆はネギだろ?」
そのように信じて疑わない。
「カラシだよ。」
「卵だよ。」
家族内でも好みが異なる場合も
よくある話です。
その場合、
文字通り骨肉の争いになります。
人は良いんだが、
直情径行で、
「だっぺよ。」
断言癖が方言からにじみ出る。
物の売り買いなどでも、
いわゆるかけひきは
得意ではありません。
「まけろ、まけない」
など、めんどくさくて。
目的地までは一直線で
いきたい。
だから言葉の抑揚、
イントネーションも
おざなりです。
この土地の方言は
イントネーションがない、
とさえ言われています。
だから、英語の習得には
大変苦労します。
とにかく悪気はないのですが、
どうも頭の回転が極端に早い、
というわけではない。
そんな抑揚のない方言を駆使し、
神仏への信仰はテキトーなのに、
自分の納豆の食べ方こそが
正しいと信じて疑わない。
こういう納豆原理主義者が
300万人弱いるとされる
北関東の県。
この県の代名詞といえば
納豆。
納豆と言えばこの県。
香川県がうどん県
愛媛県がみかん県
そしてこの県が納豆県。
その県庁所在地の名前が冠された
納豆が全国的には有名であり、
土産物として「わらづと」に入れて
売られる。
そのわらづとであるパッケージには、
江戸時代からの
正統であることを示すカラシが
ついている。
「カラシをつけるなんていうのは
東京の人間がやるやり方だ。」
関東地方にあり、首都圏・
通勤圏でありながらも
東京に直接接していないこの県。
ここの、とくに北部・中部の住人は、
どこか東京を江戸と思っています。
カラシに対するコンプレックスは
江戸時代からの都、
「近くて遠い」江戸
に対するコンプレックスでもあります。
田舎っぺ。
この「っぺ」
とは、まさにこの県の人々の
方言からきていることが
よく示していると言えるでしょう。
そして、私は、この抑揚のない
方言を駆使し、納豆の総本山である北西部
にも近い太平洋岸の企業城下町
に生まれました。
その都市の名前は
会社ができてからついた、
というくらいの企業城下町です。
これに匹敵するのは
愛知県豊田市くらいのものでしょうか。
そこで生まれ育った私は、
ストロングな訛を
イントネーションなく駆使する級友のなかでも
最もイントネーションがない。
そのように言われていました。
面倒なのです。
言葉のあげさげが。
用件は一刻も早く伝えてしまいたい。
言葉をあげさげして
やりとりして
駆け引きをして、なんて
めんどくせー。
まして、会話を楽しむなんぞ
とんでもない。
そんなねばねばしたやりとりは
納豆の糸だけでたくさんだ。
世間のしがらみも、やっぱり
納豆の糸とご飯で十分、
お腹いっぱい。
しかし、そんな私でも
進化のときを迎えます。
それは、自分を客観視するところから
始まりました。
ご精読ありがとうございます。
懐中温泉
しかし、そんな私でも
進化のときを迎えます。
それは、自分を客観視するところから
始まりました。
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懐中温泉