ちょうたんそく | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です。

本ブログをご訪問いただき
心より感謝いたします。


ちょうたんそく

足の極端に短い、超短足の
ことではありません。

はあーーーーっ

と長い長いため息のこと、
長嘆息、のことです。

酒は涙かため息か

というときのため息です。

この場合、酒は酒でありさえすれば
いいのですが、やはりもっとも似合うのは
日本酒、ということになるでしょう。

もちろん、焼酎のお湯割りでも
いいし、ウィスキーの水割りでもいいでしょう。

ビールは高いから発泡酒で
でもよいと思います。

ハイボールも、店で出すものは
なんだか薄くて量も少ない感じがするが、
これもいいでしょう。

健康その他を気にするので
糖質を避けようと生ビールではなく
蒸留酒であるハイボールを頼む

健康診断結果シートに記された、
糖分は控えめにという評とともに
血糖値・中性脂肪などの数値

運動をしましょう

体重を減らしましょう

お腹周りを減らしましょう

気にかけねばならないし、
思い出すとため息も出ようというものです。

恰幅(かっぷく)がいい、という
ような響きの良い表現はあまり使われなく
なり、今ではすっかりメタボという味も素っ気も無い
言葉が横行しています。

メタボオヤジが集まって
ハイボールを飲む

思わず長嘆息も出てしまいますね。


他方、思いもかけないかもしれない
主義がこの長嘆息と共に潜んでいます。

それは

身を立て、名を揚げる

これを何よりも大事に思って
努力して、刻苦勉励する

立身出世主義といいます。

今どき、どれほどの人が
このような主義にもとづいて
行動しているでしょうか。

「俺は天下をとるぜ!」

「すべてのパワーを俺の手に!」

そのためにありとあらゆる
権謀術数を用いて、周りの人々を、あるいは家族を
犠牲にしてても

人生の目的は勝つこと

おそらく政治の世界は
依然としてそのようなものでしょうし、
経済の世界でもそうでしょう。

弱肉強食

常に人よりも上に

でなければ、実際にやっていけないのではないか
と思います。

しかし、そこまであからさまな
パワー・ゲームに勝ち抜く、という
ような苛烈な人生ではなくとも、
競争社会は、常にワンランク上を求めるのです。

国政レベル、
経済トップレベル

というのではなく、もっとも
身近なレベルで考えてみましょう。

同窓会

これならどうでしょうか。

まず、卒業後すぐであれば
誰でも集まります。

高校卒業後、成人の日に
集まる

まだまだお互いの連絡先も
わかり、時間の都合もつけやすい

将来の時間がある、ということで
皆気軽に集まります。

それが同じ同窓会でも
50歳前後の同窓会

女性は割合元気に
やってきますが、男性の場合
そもそも同窓会に来られる
という段階で、いわば人生の成功者です。

まず生きている

すでに死亡していて、
鬼籍に入ってしまっていれば
是非もありません。

大病を患い、病床に伏している

それでも這うようにしてでも
出席したくなる同窓会であれば
出てくるでしょうが、たいていは
あきらめてしまいます。

無事これ名馬なり

こんなことわざもある通り、
とくに抵抗を感じずに同窓会に
出席できる、というだけでも
十分に成功していると言えるのです。

したがって、同窓会に出席するのに
少し、引け目を感じながらも
参加申し込みのはがきの「出席」のところに
丸をつける

これができたところで、
あなたは人生の勝者なのです。

懐かしい顔ぶれ

若き日の自分を取り戻す

同窓会の意義が感じられるのです。

本来、人生の価値は勝ち負けや
財産ではないはずですが、
破産していたり、失業していたり、
失意のうちにあるとしましょう。

なかなか同窓会には出られないのでは
ないでしょうか。

あるいは、行方不明となっていれば
そもそも同窓会通知も届きません

仕事で忙しく、時間がとれないにせよ
かつての同窓生達と全く音信不通に
なっているという状況は、
文字通り忙殺されているということになるでしょう。

少なくとも、時間がとれない状態が
何十年も続くということはありえないです。

身体がもたないはずです。

家族と過ごす時間もなく
休養もとらず、がむしゃらに
働き続ける

しかも借金がある

これではとても辛いです。

にもかかわらず、
たとえば住宅ローンの組み方を
間違えて、そのようになってしまっている

こうした場合もやはり同窓会に
出ようという気持ちがくじけてしまいます。

こんな親子の会話があります。

「お父さん、どうして勉強しなくてはならないの?」

「それはもちろん、良い高校、良い大学に
入らなければならないからだ」

「どうして良い大学に
入らなくてはならないの?」

「日本は、いろいろ言われているが
やはりまだまだ学歴が物を言う社会だ。
良い大学を出ていれば、社会に出ても
良い会社で出世しやすいし、成功できる」

「良い大学を出て、良い会社に入って
出世して成功するとどうなるの?」

「そうすれば経済的に
安定するし...
同窓会で自慢できるだろ?」

同窓会で自慢できる

これが人生の目的だとすると
案外、そういう人は多いかもしれませんが、
いささか寂しいですね。

このことをつきとめると、
立身出世主義とは、
長嘆息と裏腹であるということが
わかります。


長嘆息と縁切りをするには

ステップ1

人との比較をやめる

ステップ2

過去の自分と今の自分を
くらべて、なんらかの成長に着目して
その点を評価する


ステップ3

なんだったら、よくできた
と声に出して褒める


長嘆息が出る場合、それは立身出世主義
の裏返しである、と心得、
それを上記のステップで
取り除きます。


いつのまにかあなたは
ため息をつく回数が減り、
自分基準で生きるようになるのです。


まずはため息に気づきましょう


ご精読ありがとうございます。


懐中温泉