余はいかにしてヨーロピアン・トラッド「かわいい」系になりしか | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です。


本ブログをご訪問いただき
心より感謝いたします。


私が常時履いているのは
革靴は馬の尻の部分である
コードバン


色はバーガンディです。


バーガンディとは、おおざっぱに
ワインレッドとも言われますが、
少し焦げ茶色の色合いが、入った感じ
のものが多いようです。


英会話学校で同じクラスになった
イタリア人女性


彼女はイタリア北西部の
ブレッシアの
都市近郊に古代ローマ調の邸宅を
構える歯科医の娘でした。

170センチ以上の長身で、
お尻は目立って大きいですが、
基本的にルネサンスの画家
ボッティチェリーに描かれるような美人

お家は裕福ですので、
下着だけでも部屋一杯になるほどの
衣服の持ち主で、勿論、巨大な
ワードローブは贅沢な衣服でいっぱいです。


そのワードローブの中を見せられて、
なんとなく、自分はイタリアに
いることを実感しました。


長いイタリア周遊鉄道旅行
からの帰り、文字通り、旅の疲れを
癒すために広いベッドと豊かな食事を
あてにして彼女の元に寄りました。


鉄道旅行で、ナポリから
ポンペイ、シシリア島

友人のいたバーリでの滞在を終え、
ベニスに向かう途中ボローニアに
立ち寄りました。


滞在時間は2時間ほどです。


駅前の、地元の人々が
利用しているような
レストランで昼食を
すませました。


もちろん、
この地の名前を
冠したパスタ


スパゲッティ・
ボロネーゼです。

もちろん、
イタリアのパスタは
日本のうどん・そば
に匹敵します。

さすがに立ち食いパスタという
ような慌ただしい食べ方をさせる店は
イタリアにはなく、
オープンキッチンといった風情の店です。


そして、もちろんというか
スパゲッティ・ボロネーゼ
としてはなく、ただのスパゲッティ・
ミートソースとしてありました。

地元では普通の食べ方なので
特に自分の土地の名前を
冠さないわけです。


とにかく、ごく無造作に作られ
無造作に運ばれてきたこの
スパゲッティ(・ボロネーゼ)を


おお、これが本場の・・・


と思いながら、パルメザン粉チーズを
たっぷり山盛りにし、タバスコソース
をかけて食べたのです。


胃袋と知的好奇心を
満足させ、食堂を出ました。


ほどなく、その近くの靴屋の
店先で、優美な曲線を見せて
一足のコードバン、バーガンディの靴が
安く売られていたのに目を引かれました。


実は、それまで履いていた靴は
黒の革靴で、イギリス製でもあり、
上質のものでした。

それが、購入直後から、
履き方を心得ていなかったので
妙にしわが深くついてしまっています。


しかも山野も含め、つるつるの靴底の
ビジネス・シューズで歩くべきでないような
ところまでも歩いていました。


だのに、いわゆる一張羅で、
他に替えがありません。


そのように何かいい靴は
ないか、と思っていたので
目の前に飛び込んできた
その靴はうってつけでした。


靴がかくも曲線美を示すとは

さすがイタリアだ。

と、世界最古の大学を生んだ
街ボローニアで、私は
ただ感動したのでした。


ブレッシアにたどり着き、
英会話学校の同級生
ジュリアさん、土地の名士の娘
に迎えられます。


私の新しい靴に、すぐに目をとめ
似合う、とほめてくれました。


それで彼女は、私を車に乗せ、
ショッピングセンターにつれて
行ってくれました。


私と私の靴に似合う服を
買いに行こう、というのです。


ファッションは
靴から始まるのですね。


彼女は私の懐具合も
知っていましたので、
お手頃価格で手に入る
ものに絞ってくれます。


まず行ったのは
ベネトンでした。


今では、婦人物に特化し、
そもそも日本での販売にも
あまり力をいれていないようですが
当時は、鮮やかな色彩で売っていました。


私もイギリス留学中で、
身につける衣服は、英国風よりも
ヨーロッパ大陸風の方が
似合う気がしていました。


「大きくなったら
イギリス人になるんだ」

といった服装をしても、
なんだかみっともない気が
していたのです。


それで、ヨーロピアン、
それもイタリアンが
自分には似合うようだ


と感じていました。


最高のパーソナル・
スタイリストを伴い、
しかも彼女の車で

なかなかの上気分です。


ダーク・グリーンの
カシミアのジャケット

当時流行のももの部分が
思い切り太く、足首の部分が
細いスタイルのチノパンツ

これを、さっと彼女は選び、これが
似合うと言いました。


また、やはりその後
もっぱら婦人物だけをてがけるようになった
シュテファルという会社の店にも
行きました。


今度は、薄いベージュをベースカラとした
ゆるやかな形のサマージャケットと
それに合う茶色のパンツです。


生地はイタリア、、縫製は日本、
といいますが、まさにその通り、
縫製はイタリア水準であり、
2年くらいで形くずれを起こしました。


しかし、この二種類の服

それらのスタイルとその応用で事実、
私は以後10年以上、パンツの形は
スリム・フィットに変わりましたが
やはりチノパンツでこなしました。


あるいは、基本的には
今に至るまでその線で
やってきているのです。


今の感覚でいうと

「かわいい」系です。


チェックなども積極的に
取り入れ、カラフルな。


女性が、自分も身につけたり、
身につけたいと思うような
色合いだったり、柄だったりする
種類のものですね。


靴も、そういうわけで、
今度は服装に合うという
意味でもやはりバーガンディ、で
コードバンなのです。



自分にあったファッションを
決めるためには

ステップ1

自分の容姿が
どういう服装・靴などが
似合うかを、ゼロの状態から考える


ステップ2

ファッション感覚が
優れていると思う友人など
に服選びを同行して貰う


自分の好きなもの・色
が身につけて似合うとは限らない



あなたも今すぐ、
あなたの本当のファッションについて
考えてみましょう。


新たな自分の発見に直結します。



ご精読ありがとうございます。


懐中温泉