上昇する不思議な環

懐中温泉です。


本ブログをご訪問していただき
心より感謝いたします。

感謝は、あなたの心の羅針盤である

楊貴妃は、

身につけていた感謝の法則により、

処刑にみせかけた仮死状態から蘇生し、

この世に還りました。

白楽天（白居易）の詩

『長恨歌』にもある透り、

その行き着く先は当時、

蓬莱の地とよばれていた日本です。

感謝の気持ちを持つことこそ、

あなたの意識を無限の豊かさに向け、

富には限りがあるという謝った考え

に陥らないようにする唯一の方法です。

単純に考えても、

あなたが感謝するときには、

否定的な考えは押しやられています。

人間はそれほど器用ではないので、

同時に2つのことをできません。

感謝する、という行為は

創造主なり無限の資源に

あなたの思念を向けさせる

きわめて強力な行動であり、

そこには肯定のみがあります。

したがって、

感謝しているとき

あなたは肯定的であり、

積極的な行動をしているのです。

そこにはネガティブなものの

入り混む余地はありません。

言うなれば、

あなたの心の羅針盤です。

文字通り、指針となるのです。

感謝の念を抱くことで、

常にあなたが進むべき方向に

あなたの思念を向かわせる指針が

示されます。

　今はベトナム領ですが、

かつては大唐帝国時代には、

安南と呼ばれていた土地

そこに、

日本へ向かう小町と

共にあった楊玉環。

彼女は

楊貴妃から

素のままの玉環に

もどっていました。

進発準備が完了し、

安南港に停泊する

遠洋航海用の大型船・宝船の前

そこで、渡航の手配を終えた

安南総督・節度使阿倍仲麻呂に、

玉環は、お礼を言いました。

素のままで、

感謝の念をもって、

彼の目を見つつ、

「ありがとうございます」と言ったのです。

そのとき、

仲麻呂が心中受けた衝撃は

大きいものでした。

その衝撃は、

玉環の発する感謝の念波

によるものでした。

これと同じ念波は、

いずれ日本全体に

「みろく」伝説を

残していきます。

玉環という

その名前からして、

彼女は創造物として

完成していました。

楊貴妃になる前から

既に、です。

はるか後年の20世紀末、

ターケル・ホフスタッターが

『ゲーデル，エッシャー，バッハ』

という著作をあらわします

（白揚社／野崎他訳）

その副題は、

不思議な環

とあります。

この不思議な環とは、

楊玉環のことだったのです。

そして、

阿倍仲麻呂が受けた衝撃とは

感謝の念波によるものでした。

が、それを学術的に言い表そう

とすると、一冊の大著になり、

しかも十分に言い表しきれない。

むしろ、

現物を見れば即座に理解できる、

という種類のものがありますが、

この玉環の感謝の念波、がそれでした。

見ていないものが

言い表すとすると

階層的システム及び自己言及、

となってしまいます。

わかりやすく言えば

人が神に感謝するための階段

となるでしょう。

数学（ゲーデル）

美術（エッシャー）

音楽（バッハ）の３つの観点から、

パターンが同じと言える

「不思議な環」として、

エッシャーの「滝」

と

バッハの「無限に上昇するカノン」

が対比されます。

ちなみに、専門家は

「無限に上昇するカノン」と

「Musical Offering(音楽の捧もの)」(J.S.BACH)の

「２声の螺旋カノン」のこととします。

仮死状態から還り、

感謝の念をもって蘇生した

玉環は、その指針を

無限に上昇させていきます。

彼女を乗せた宝船は

したがって、やがて、時空を

超えて飛翔するようになります。

この安南の地で、

一部は、赤道直下に向かう

船に、また一部は女護ヶ島へと

向かう船に乗り組みます。

そして、玉環を乗せた

宝船は約束通り、

蓬莱の地へ向かいます。

そのとき、

蓬莱の地、

日本は奈良時代であり、

大宝律令の頃です。

彼女が日本の地を踏むと

早速、伝説となり、

その感謝の念波が共振を

誘導し、信念を生みます。

信念はさらに感謝の念で

強化され、ついには、

信仰となります。

弁財天信仰です。



今回は、
ワンステップです。


感謝する。

このワンステップであなたは
宇宙と直接つながります。


感謝は、
あなたの心の羅針盤である


ご精読ありがとうごじあます。


懐中温泉