原点に立ち返る復習法:井上靖『北の海』に学ぶ | 信頼・仕事・家族、全て失った人間が、無料で、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

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潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です。

本ブログをご訪問いただき
心より感謝いたします。


前に、ご自分のルーツを探る
ごく基本的な方法として家系図

を用いる事を書きました。


家系に関する話は、古来
貴族や武士などは、自分たちが
なぜ偉いのかを示すために
実用のためだったのです。


これはそういうわけで日本
に限りません。


系譜学という学問が
そのことをよく示します。


それと密接に関係するのが
紋章学です。


そのように系譜をたどること
はルーツを探るために
必須なのです。


なるべく過去にさかのぼりたい。


自分のみならず、先祖にいたるまで
探りたい、という歴史的本能とでも
言うべきものがあるのです。

とはいえ、それには
個人差があります。


その歴史的本能の強い
人と、そうでない人が
いるわけです。


その歴史的本能の強い
人というのは、男性に多いようです。


その場合、一族が集まるとき、


たとえば法事などで親戚一同
が集まるとそういう話をし始めます。


また、いわゆる家系図おじさん
として、家系図のありかを探ったり、
もしもなければ、自分で書いたり
するのですね。

他方、そういうご先祖のことは
まあ、どうでもいい。


大事なのは、今度の試験の
ことだ、などと特に年若な
人は言ったりします。

それもやむをえません。


確かに、明日のことは
明日までにかたをつける
必要があります。


まず、ふと外をみれば
よく晴れています。

ほぼ自動的に布団を
干したくなるのも、
なかば本能のようです。

そのため、布団を干します。


おだやかな日射しのなかで
布団を干すのは最高です。
しかも、まったくお金が
かからない悦楽です。


ブランチの材料を買いに
近所のスーパーまで
歩いていきます。


地方名産特集とかで、
熊本県フェアーをやっていました。
ものすごい吸引力ですね。


天草伝承「こっぱもち」。
450グラムで458円でしたが、
どうにも堪えきれずに
買ってしまいましたよ(笑)。


甘藷(さつまいも)に
餅米/上白糖を加え調製したもの。


断面は小判型で、
1.5センチから2センチ位に
輪切りして
ふんわりと焼いて食べると美味

とあります。


生でたべても枯淡な味を楽しめます。


天草市の宝餅本舗
(牛深町3460-95)
がつくっています。


どうも、もしかすると
スーパーはわれわれの
ような中高年男性を狙っている

そして、
このような極めて吸引力の
高い商品を置いているか
のような感じさえ受けます。


ある意味、危険地帯ですね(笑)。


あれもこれも、
と買ってしまいがちですので、
せいぜい2品、
金額で1000円以内におさえましょう。


いや、自分の経験から。


試験勉強の話をなぜか続けます。

顕在意識と潜在意識とを
うまくつなげる訓練になります。


今回は、
井上靖の自伝的小説『北の海』
(新潮文庫)に学びます。


主人公は著者とまったく
同じではないでしょうが、
井上洪作といいます。

『しろばんば』
『夏草冬濤(なつくさふゆなみ)』
そして、本作と三部作で成長します。


本作では
主人公は
「練習量がすべてを決定する柔道」
の世界にひきこまれます。


朝から晩まで柔道なので、
もともと不勉強になりがちな主人公は
試験を前に途方に暮れてしまいます。


そんな彼へ先輩が助言をします。


それは、簡単に言えば、
急がば回れ、
原点に戻る復習法、
です。


今、最終学年だとします。

それで、復習をなるべく
原点まで戻っておこないます。


その科目が苦手だとしても、
最初から苦手ではなかったはずです。


どこかでちょっとつまづき、
それをそのときに克服しないでおいて、
放置した結果、潜在的に苦手意識
として植え付けられています。


それが積み重なり、
教科全体を苦手、
と思い込んでしまっている、
ということになります。


実際には、つまづきは
ごく小さな部分
であることの方が多い
と思われます。


そこで、苦手になる前の時点、
今5年生(旧制中学なので)だとすると、
1年の教科書を探し出してきて
それを復習します。


なにしろ1年生の内容なので、
あっという間に終わります。


だいたいのことは
理解できているでしょう。


2年生も、少し時間は
かかるかもしれませんが、
やはりたいしたことなく終わります。


3年生の後半あたりから、
少し入念にしますが、
やはり思ったほどでは
ないはずです。


さて、4年生あたりになると
いくぶん骨がありますが、
いちどやったことです、

なので、それを思い出しながら。


それでも苦手なところは
じっくりと。


そして、5年生、
今のところまでやってきます。


このようにすれば、
苦痛はほとんどなく試験に臨む
ことができるようになる、
というものです。


なかなか合理的ですね。


これは以前に紹介した、
忍者が跳躍力をつけるために
麻の種をまき、その成長に
あわせて飛び越す訓練をする


ないし、犬が恐い
『めぞん一刻』の登場人物
三鷹舜氏が、犬嫌いを克服すべく、
赤ちゃん犬を育てる


ネーミングは対象とともに
育つ方法


これを遡行する方法です。


一種の系譜学的アプローチ
とも言えるでしょう。


あなたも原点に立ち返って
試験や課題に臨みましょう。


ご精読ありがとうございます。


懐中温泉