たまたま開演間際だったという理由だけで「ヒメアノ~ル」に何の予備知識無く入った。
酷い映画だった。V6の森田剛が主演、人気コミックの実写化で、高校時代に酷くいじめられたため頭が少しおかしくなった主人公が人を殺しまくる映画で、胸くそ悪くなる映画だった。
たかがマンガの原作にイチャモンをつけるのも大人げないが、いくら激しいいじめを受けても殺すのはダメだろう。増してや卒業後何年も経った後関係の無い人たちを何人も殺しまくるのは狂気の沙汰だ。
逆に「狂気」を描いたと言うには、中途半端だった。現実のほうがずっと恐ろしいからだ。
映画の中で、主人公が人を刺すシーンがあってナイフで何回も刺していて目を背けたくなったが、数えたら10回ほどしか刺していなかった。
この間の小金井のアイドル刺傷事件では被害者は20回以上も刺されたそうだ。現実の事件のほうが遥かに狂気だ。
シリアやトルコやエジプトではここ一年の間に100人以上の人が殺される自爆テロが何回も起きているし、パリやベルギーでも同時多発テロで数十人~100人以上の一般市民が殺された。
911では航空機を何機もハイジャックされて2棟の超高層ビルが跡形も無く崩れ去り3千人以上の人が一瞬で死んだ。
これら現実に起きている狂気に比べるとこの映画の描く狂気は、題名どおり「ヒメ」=小さくて可愛い、だ。
(ちなみに、アノールは、トカゲの種類らしい。何でとかげ?)
主人公他登場人物も非正規労働者や単純労働に従事していて自ら社会の底辺だといじけているが、本当の底辺とか貧困と言うのは、毎日の食事に事欠き栄養失調に陥って、住む所も劣悪な環境で、清潔な衣服も無い、そんな暮らしのことだ。
まだ世界にはそんな暮らしをしている人たちが何十億人もいる。日本も終戦直後はそうだった。そんなに遠い昔ではない。僅か70年前だ。
今の日本は職を選り好みしなければ働き口はいくらでもあるし、体を壊して本当に働けなければ生活保護だってある。日本で格差社会だ貧困だと言うのは大甘だ(と、曾野綾子さんが新聞のコラムに書いていた。)。
この映画の主人公たちも同様だ。いじけたり社会を斜に眺めている暇があったらもっと頑張って良い職についたり、それが難しくても目線を高く今の自分に誇りを持って生きるべきだ。
昔から日本には、モノや金や地位に振り回されないで生きる「清貧」と言う考え方がある。最近話題のミニマリストや断捨離もこの清貧に通じるものがあると思っている。
酷い映画を見て金と時間を無駄にしてしまったが、その後に行ったFES☆TIVEのライブはいつもの通り楽しかった。ひなりんも大分回復しているようで、よかった。
明日は、朝からパシフィコ横浜でのAKB握手会だ。久ぶりのこじはる(小嶋陽菜)との握手、楽しみ♪(一瞬で剥がされるけど^_^;)
あ、総監督のゆいはん(横山由依)にもご挨拶をしよう。

ブログ書いてる場合ではない。早く寝なきゃ(°°;)








