欅坂・けやき坂時代の
心に響いた歌詞ランキング
はじめに
『欅坂に関するランキングを勝手に発表する』というテーマで始めた本ブログの原点に立ち帰り、今は無き二グループ 欅坂・けやき坂の歌詞で心に響いたものを勝手にランキング。
「あくびしてたら麺が伸びた」やら「君しか勝たん」など、今となっては完全に語彙力を失ってしまった秋元康の真骨頂を再確認しましょう。
・第1位
君は君らしくやりたいことをやるだけさ
One of themに成り下がるな
(サイレントマジョリティー・欅坂46)
出てきたら十中八九滑ってることでお馴染みの秋元康が使う横文字構文ですが、この「One of them」だけはその例外と言ってもいいでしょう。
そしてこれが2番の歌詞であるというところに、『サイレントマジョリティー』なる曲にかけた秋元康のやる気と熱量が感じられる、そんなフレーズです。
・第2位
ふりがなをふらなきゃ 分かってもらえない
心のこの感じ どう伝えればいい?
難しい気持ちは 絶対 読めないわ
(ひらがなで恋したい・けやき坂46)
『サイレントマジョリティー』が普遍的に通じる歌詞であるのと対照的に、この歌詞はあの頃のひらがなけやきあってこそ生まれた、それが故の希少性に溢れた歌詞でしょう。
恋の複雑さを"漢字とひらがな"の関係に落とし込み、『心のこの感じ(漢字)』『(漢字・気持ち)絶対読めないわ』など、言葉遊びも盛り沢山で楽しい一面が、よりひらがなの軽さによる優位性を表しています。
第3位
涙に色があったら 人はもっと優しくなれる
(世界には愛しかない・欅坂46)
『血の涙』という世の中に溢れている表現を、『涙に色があったら』と置き換えて、かつその意味を外さないところに作詞家 秋元康の真髄を見ることが出来ます。
全体としてぼやけた情景の歌詞である事から、欅坂の表題曲としては人気今ひとつに落ち着いた本作ですが、これ以外にも『アスファルトの上で雨が口答えしてる』など優れたフレーズが随所に埋め込まれています。
・第4位
見つめた瞬間 ふいに言葉は邪魔になる
(JOYFUL LOVE・日向坂46)
「見つめ合って……」からの展開は恋愛ソングでは定番中の定番ですが、そこに続く「言葉が邪魔になった」という婉曲ながらも素直な感情表現が、このフレーズを唯一無二のものにしています。
・第5位
ネガティブ ネガティブ ネガティブ……
そんな不器用さを守るには
僕がその盾になるしかない
(避雷針・欅坂46)
「三連続のネガティブ連呼から、ポジティブな内容への転調は作詞技術の結晶」と作詞家 いしわたり氏も評してるように、そのスピード感と楽曲のテンポが見事に合っています。
『フレーズ連呼』、『周回遅れした流行り言葉の挿入(フリマ行き)』など、秋元康の欠点といわれる部分がむしろ全体の雰囲気作りに一役買っている稀有な例といえるでしょう。
・第6位
そう人は誰も皆 自分から諦めてしまう
よく頑張ったと
言い訳が出来ればそれでいいのか
(永遠の白線・けやき坂46)
「辛いけど取り敢えずまぁ頑張ろうや」というスタンスが多い秋元康の応援ソングでは異色ともいえ、明確に現状を否定して、明確に未来の希望を語っています。
抜粋した部分は"明確な現状の否定"に相当し、『野球部の部員』というこれまた明確な設定に基づく、辛辣とも取れるような正確な描写が、より一層応援メッセージに説得力を持たせています。
・第7位
ラブソングばかり流れるシーズン
マジ恋人いない聞くなリーズン
誰かは誰かを必要多分
(アンビバレント・欅坂46)
秋元康渾身のラップ。
やすす頑張ってます。
・第8位
記憶の断片を 真実より美しく補正して
そんなこともあったと いつの日か語りたい
(東京タワーはどこから見える?・欅坂46)
「欅坂・けやき坂時代って良い歌詞多かったよなぁ」と思って真剣に歌詞を見てみたら、そんなに今と変わらないなぁ。
と思った私に響く名フレーズです。
という訳でこのランキング終了!
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