人から「いいよ」と背中を押されると、
案外、悪い心地はしないものです。
『東京タクシー』
そんな映画を勧められて、久しぶりに母の手を引き、映画館の暗がりに潜り込んできました。
もともとは『パリタクシー』の日本版だそうですが、私は本家よりもこちらの方が好き♡
メガホンを取ったのは、山田洋次監督。
御年九十四歳というから、もうただただ「あっぱれ」と頭を下げるしかありません。
母と最後に観た映画は、昨年の『九十歳。何がめでたい!』以来。
高齢の親を連れて気負わず映画館に行ける作品って、実はそんなに多くないんですよね。
やっぱり、映画はいいなぁ。
