2/27(木)に、仕事の休みを取って、東京サンシャインボーイズ復活公演「蒙古が襲来」を観て来ました。

 

 

チケットが相当取り難いことが予想されたので、「平日のマチネ」にターゲットを絞った結果、何とか取ることが出来たのです。

 

端的な感想としては、「ちょっと期待値が高過ぎたかな」です。

 

もちろん、面白いことは面白いんですが、ところどころ消化不良感が残った、というのが正直なところです。

 

ストーリーそのもの、伏線の回収具合、エンディングへの流れなど、「なぜこうしたのかな?」という疑問符が付くところがいくつかありました。

 

役者さん達の演技としては、往年の印象と遜色無かったのですが、作品としての「面白さ」としては、期待値には届きませんでした。

 

亡くなられた伊藤俊人さんをどんな風に出演させるのだろう?という点についても期待していましたが、予想を上回るような演出ではありませんでした。

 

とは言っても、作品自体を否定するつもりはありませんし、30年振りに復活公演を実現してくれたことに関しては、本当に有難い限りです。

 

ただ、私は比較的古くからの東京サンシャインボーイズファンとして、率直な感想をお伝えすべきではないかと思い、コメントさせていただきました。

 

思い返すと、東京サンシャインボーイズの往年の作品自体も、「こりゃすげえおもしれえ!」というものから、「ん。。今回の作品はちょっと。。」と思うものもありましたので、その幅の範囲内ではあったと思います。

 

この舞台は、今後日本各地で上演されますので、もし観るチャンスがあれば、絶対に観に行くべきだとは強く思います。

 

私が東京サンシャインボーイズの舞台を始めて観たのは、1989年11月に下北沢駅前劇場で上演された「眠りラクダのはじける音」です。

 

 

これについては、ブログでネタばれ有りでご紹介していますので、よろしければご参照ください。

 

そして、1990年にシアターサンモールで初演された「12人の優しい日本人」は最高傑作だと思います。こちらもブログでご紹介しています。

 

 

ラヂオの時間」「ショウ・マスト・ゴー・オン 幕を降ろすな」「東京サンシャインボーイズの罠」は、DVDを購入すれば観ることが出来ます。

 

12人の優しい日本人」も東京サンシャインボーイズのメンバーではありませんが、舞台のDVDが発売されています。

 

これらのDVDで、東京サンシャインボーイズの魅力の一端に触れることも出来ますので、この機会に入手してみるのも良いのではないかと思います。

 

もし、今回の「蒙古が襲来」がDVDかBlu-rayで発売されたら、私は迷わず購入します。

 

「期待したほど面白くなかった」とか言っておきながら、矛盾しているように思われるかもしれませんが、ファンってそういうもんですよね。

 

おしまい

 

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