「ちくわぶどまん中」では、すき焼きのたれで炊いたちくわぶを弁当のおかずにしました。
ここまではまあ普通のことです。
一般のわぶらーであればやったことがある人も多いでしょう。
しかし、せっかくここまで来たのだから、もうひとつ高みに登りたい、という欲が出て来ます。
そう。「ちくわぶバーガー」の実現です。
ちくわぶが弁当のおかずになることが証明出来たのだから、ハンバーガーの具にだって出来るはずだ。
角煮のたれで豚肉と炊くパターンが良かったから、あれをベースにしてチャレンジしてみよう。
スーパーで豚バラブロックを買って来ました。周りのヒモはいらないのですが、一番小さいサイズがこのタイプだったので。
ヒモを外して、1cm厚見当でスライスし、鍋で下茹でします。チューブのしょうがを入れて。
茹であがりがこちら。
正方形をイメージしていたのですが、結構形が崩れるもんです。ヒモ無しのブロックを買った方が良かったかも。
下拵えですので、ジップロックに入れて冷凍保存しておきます。
2/3(金)の夜から仕込みを開始します。
ちくわぶは1cm厚で23枚にスライス。
これをホットクックの鍋に入れます。
その上に豚バラくん達を並べます。
前回同様「モランボン」の「角煮のたれ」を入れて、水を100ccほど追加します。
ホットクックの「混ぜて煮る」モードで約1時間。思いの外、肉がバラバラになりました。
一旦、肉を取り出します。
ちくわぶと汁だけの状態にして一晩冷ましたところ、こんな感じになりました。
固まった脂を取り除きたかったのですが、牛バラの時のようにうまくいきません。
仕方ない。脂ごとジップロックに入れて保存しよう。
ハンバーガー用のバンズはオーケーストアで買って来ました。4個入。
2/4(土)の夜に、まずは練習試合です。バンズの切断面をフライパンで少し温めます。
バンズの台の上に、温め直した豚バラとちくわぶを順番に乗せ、敢えてそのまま挟んで食べてみます。
あっ!美味い!!
結構合うぞ!違和感無いじゃないか!
面白いことに、豚バラよりもちくわぶの方がコシがあって、具としての主張が強いのです。
そしてちくわぶ自体が結構美味い。
ただ、どうしても食べ進むうちに味が単調でだんだん飽きてきます。
でも、ちくわぶはもうちょっと入っててもいいな。
もうひとつバンズを温め、今度はちくわぶを4ピースにします。
そして、ちょっとアクセントが欲しいと思って「岩下の新生姜 千切り」を少しだけ挟んでみたのですが、あまりピンと来ません。浮いてしまう感じです。
さらに、マヨネーズを少しかけてみたのですが、やはり味が分離します。
難しいもんじゃのお。
翌2/5(日)の朝、もうひとチャレンジします。
温めたバンズにマーガリンを塗り、さらにチューブのからしを絞って、シリコンスプーンで塗り広げます。
そこに豚バラ肉を一面に載せます。
さらにわぶを6人。
フタをするバンズにもマーガリンとからしを。
これで挟んで、「ちくわぶバーガー」の完成です!!
うん!美味い!!
予想していたことではあったのですが、角煮にはからしの味がピッタリ合います。
甘いところをピリっと引き締めてくれて、イヤなところが無いのです。
ただ。。
食べ進めて行くと、やはり飽きて来ます。
何か、違和感が無くて、ちょっとした味変になるような食材を少しだけ挟むのがいいような気がします。
きゅうりのスライスと、ミニトマトを半分に切ったのを被らないようにして挟むなんてのはどうかな?
取り合えず、残りのわぶは単体で食い、残ったバンズと豚バラを始末するために、豚バラバーガーにして弁当にしました。
これはこれで美味かったのですが、そういう話ではありません。
やはり、「人に食わせたい!」と思えるような「ちくわぶバーガー」に辿り着くには、まだまだ改良が必要なようです。
一旦、「ちくわぶバーガー」とは距離を置いて、再チャレンジのアイデアと意欲が沸いて来るのを待ちたいと思います。
おしまい