2022-02-09付けのWeb記事です。
ツイッターで流れて来た情報で知りました。
車の運転が苦手な人たちが集まって、その理由を話す、というテーマのWeb記事です。
私は、今でこそ「運転マナー」というテーマのブログを書いていて、少しは車の運転に慣れていますが、免許を取ってから15年くらいはペーパードライバーでした。
ペーパードライバーになったきっかけの記憶は結構鮮明に残っています。
免許を取った後、一人で運転の練習をしてみようと思い、親の車を借りて、朝早い時間に何度か運転にチャレンジしてみました。
その時、トラックに煽られたのです。
片側2車線の国道の左の道を、いっぱいいっぱいで運転していた私の右を、でかいトラックがクラクションを鳴らしながら追い抜いていったのです。
明らかに、初心者マークの車がチンタラ走っているのが気に入らず、「お前なんか、車の運転すんじゃねー!」と言いながら追い越していったことを、もの凄く明瞭に感じました。
「車の運転をする人は初心者に対して寛容ではない」という印象が、深く私の心に残りました。
そして、「おれは絶対こんな冷たい人達の中に入っていくことは出来ない」と感じて車を運転することを諦めてしまったのです。
当時は、マニュアル車が主流で、AT車がほぼ無かった時代であったことも、車の運転を諦めた理由のひとつだったのでしょう。
今でも、マニュアル車だったら、とても運転は出来ません。
そんな経験がありますので、「車の運転が苦手」という人の気持ちは良く判ります。
上のWeb記事で紹介されている、「車の運転が苦手な理由」をいくつか紹介しながら、私の感覚を補足して行きたいと思います。
「運転席が真ん中にない」
これは判るんですが、車幅感覚の問題ではないかと思います。
慣れて感覚を掴むしか無いように思います。
「違和感・不快感・恐怖感」というブログでは、「停車車両を追い越したりする場合、ドライバー自身は大丈夫だと思える車幅感覚であっても、あまりギリギリのコースを取られると、助手席に乗っている人は、擦るのでないかとヒヤっとします」と書いていますが、確かに運転席が真ん中にあったら、車幅感覚は掴みやすいかも知れないですね。
そういう車を発売したら、売れるかも。
「東京の路上駐車前提の道なに?」
これは私も全く同意見で、「都内の運転には慣れません」というブログに書いている通り、路上駐車している車は要注意ポイントのひとつです。
片側二車線以上の道路の時に悩まされる問題ですね。
逆に、これにある程度対応出来るようになれば、1レベル運転に自信が付くのではないでしょうか。
「首都高、右車線で合流するのなに?」
何を隠そう、私はまだ自分で首都高に乗ったことが一度もありません。
場所によって、右から合流したり、右から出なければならないところがある、という恐ろしい話を聞いて、とても乗る気にはならないのです。
私のように「首都高に乗ることは諦める」というのも、ひとつの選択肢だと思います。
「サンキューハザードみたいなルールいつ知るの?」
サンキューハザードに関しては「運転マナーに関するWeb情報」というブログで触れています。
「感情を示すことがなかなか難しい車の運転において、サンキューハザードを適切に使うことについては肯定的」と書いている通りです。
パッシングに関しては、「お先にどうぞのパッシング」「「お先にどうぞ」のパッシング 中級編」のブログで言及している通り、むしろ積極的に使うべきだと思っています。
ただ、確かに教習所では教えてもらえないかも知れないですね。
実は私も、いつ、誰に教えてもらったのか覚えていないのです。ノウハウ本で読んだのかも知れません。
知らないドライバーがいるとは思っていなかったので、参考になりました。
「ありがとうボタン導入しよう」
「勘違いには要注意」というブログでは、「クラクションではなく、もっと優しく自車の存在を伝える音を出す機能があったらいいのでは」という意味のことを書いていますが、この意見には激しく同意です。
「ありがとうございます!」「ごめんなさい」の2種類だけでもいいので、音を出せる機能があると、本当にいいと思います。
「バック中は左右が逆になる」
「左右が逆になる」というのは良く判らないのですが、「バックしながら曲がるのは難しい」というブログで、「外輪差によって、左にハンドルを切ってバックすると、前方が右に膨らむ」という意味のことを書いています。
この動きによって、「どっちにハンドル切ればいいんじゃ?」と混乱してしまうのはスゴく良く判ります。
私は、ペーパードライバーを卒業しようとした時に、近所の比較的空いているスーパーの屋上の駐車場で、バックで駐車する練習をひたすら繰り返しました。
どんな感じで尻を向けて、どの位の感覚でハンドルを切りながらバックして行けば、駐車スペースの真ん中に綺麗に真っすぐ収まるだろう、ということを体感で会得するためです。
「車の運転が苦手」という自覚がある人は、せめてこの位の努力はすべきだと思います。
ともあれ、車の運転が苦手な人の意見を聞くことで、初心に帰れるところもありますし、私が書いて来た「運転マナー」テーマのブログも、まあまあいいこと書いてあるんじゃね?と思える部分もあります。
ちなみに、こういう内容に関して、私のブログ以上に、丁寧に具体的に説明している情報源はありません。
ウソだと思ったら、検索して探してみるといいと思います。
おしまい