運転マナー」に関するブログは、一旦書くべきことは書き切った、と思っていたのですが、先日、自分で車を運転していて「危ない!」と思うことがありました。

 

それは、必ずしも相手の車の運転に依るものだけでなく、自分の思い込み、勘違いに依るところもあったので、戒めの意味でもブログにしておかなければ、と思った訳です。

 

それは、スーパーの駐車場での出来事です。

 

もっと具体的に言ってしまうと、サミットストア王子店の駐車場です。

 

ここの駐車場は立体駐車場になっていて、フロアを上り下りする坂の部分以外は、車は一方向にしか進めないような造りになっています。

 

今回、立体駐車場であることは内容とは関係しないので、造りのポイントだけ説明します。

 

車路は、2台の車が十分に通れるくらいのゆったりとした幅があり、その車路の両側に駐車スペースが並んでいます。

 

 

その時、私は買い物を終えて、車を出すところでした。

 

そして、私が車を出す前に、今しがた駐車場に入って来た車が、私の前を通り過ぎていったことも判っていました。

 

つまり、私の車の前には、これから駐車場に停めようとしている車がいます。

 

 

通常であれば、その車が駐車スペースに停めるのを待ってから、そこを追い越して行きます。

 

ところが予想外に、前の車が、右に寄せて停車したのです。ハザードランプをたいた訳ではありません。

 

 

ただ、私はその動きを見て、私に対して「先に追い越して行ってくれ」という意思表示だと理解したのです。

 

そうか。そうであれば、さっさと行ってあげるのが礼儀です。

 

 

そして、少し急いで、その車の左を追い越そうとした時、私の視界の右端に、その車が左にハンドルを切って動き出そうとし、私の車の存在に気付いて、ビックリしてブレーキをかけるところが見えました。

 

 

幸い、最悪のタイミングでは無かったため、そのまま追い越すことで事無きを得たのですが、もう少しタイミングが悪かったら、擦ってしまうところだった、とヒヤリとしました。

 

つまり、私はその車が、私の車を先に通すために右に寄って停車したものと思い込んだのですが、そうではなく、普通に駐車スペースに駐車するための動きの一部だったのです。

 

このケースに対するひとつの解は、私が前の車を追い越すときに「プッ」とクラクションを軽く鳴らして、自分の車の存在を認識させることでしょう。

 

ただ、私は「クラクションを鳴らす」ことが非常に苦手なのです。

 

今までにクラクションを鳴らしたのは、恐らく2回程度です。そして、「プッ」をやろうとしてうまく鳴らせなかったことはもう少し多くあります。

 

ちゃんと鳴らせるように練習しとけよ。と思うでしょうが、「クラクションを鳴らす練習」ってやり難いですよね。

 

どこでやったとしても、それを聞いている人がいたら、「何かあったのだろうか」と思われてしまいます。

 

「ああ。あれはクラクションの練習をしてるだけだから、気にしなくていいや。」とはならないでしょう。

 

以前から思っているのですが、クラクション以外に、もっと優しいトーンで自分の車の存在を知らせるような音が出る機能を追加したら、結構評価されるんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 

商店街に近いような細い道で、ご老人の方が道の真ん中を歩いていて、その後ろに車が近づいて、クラクションを鳴らしたいんだけど鳴らしにくい、そしてご老人は後ろの車に全く気付かない、といったシーンに遭遇することがちょこちょこあります。

 

そんな時に、ちょと軽く、「ピンポンパンポーーン」みたいな感じで自分の車の存在に気付かせてあげることが出来たら、嬉しくないですかね?

 

おしまい

 

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