「ちくわぶる夏、赤羽のわぶ。」に続く、わぶろぐ第145弾です。
最近、新しいわぶネタが無いので、こればっかりになっていますが、ご容赦ください。
前回の「ちくわぶる夏、赤羽のわぶ。」でもご紹介している通り、東京都北区赤羽にあるちくわぶ料理専門店「ソーシャルコミュニティめぐりや」さんでは、毎月第二日曜日の12時から、「赤羽わぶまつり」が開催されています。
ちくわぶを使った「赤羽ドッグ」、赤羽わぶまつりで販売 赤羽新名物目指す - 赤羽経済新聞 (keizai.biz)
上記、「赤羽経済新聞」のWeb記事でも取り上げられています。
日本を代表するちくわぶ料理研究家である丸山晶代氏が、赤羽の新名物にすべく考案・開発した「赤羽ドッグ」をはじめ、オリジナルのちくわぶ料理が販売されるイベントです。
8/8(日)は、生憎の空模様だったので、「めぐりや」さん店内での調理、販売となりましたが、天気が良ければ店頭で実演販売が行われます。
さて、「赤羽ドッグ」とはナニモノか?上記「赤羽経済新聞」の説明を引用させていただきます。
カレー味のちくわぶの中に魚肉ソーセージを詰めて焼き、チーズと海苔を巻き付けたもの。
この説明で、どんなモノかを正確に想像出来る人はまずいないでしょう。
そもそも「カレー味のちくわぶ」からして意味が判らない、というのがノーマルな方の印象だと思います。
もう少し詳しく調理工程を説明します。
まず、1本のちくわぶを真ん中から斜めに切り、カレー味のスープで煮ることでカレー味を付けます。
魚肉ソーセージは、先っちょに切れ目を入れて炒め、これをカレー味のちくわぶの穴に詰めます。ここまでが仕込み。
店頭では、ホットプレートでちくわぶの周りにこんがりと焼き目を付けます。
さらにスライスチーズをホットプレートで熱し、溶けて来たところにちくわぶを乗せて巻き付けます。ここに熟練の技を要します。
さらに醤油で味を付けた海苔を巻きつけることでベースが完成します。
そして、食べる前にマヨネーズをむにむにむにっとかけて完成です。
串刺しにして食べてもいいのですが、私は箸でいただきました。
頭がガブリとかぶりつきます。
恐らく、初めての方は、ちくわぶがカレー味であることにも増して、ちくわぶにかなりコシがあることに驚かれると思います。
おでんで食べるちくわぶとは全く食感が違うのです。
調理方法によって、全く違った食感になることを楽しんでいただきたいと思います。
断面をお見せしようと思ったのですが、ただのきったならしい画になってしまいました。ゴメンなさい。
そして、これを食べ進めていくことで、チーズとの組み合わせ、さらには海苔とのマリアージュと、段々味わいが変わっていくところが、面白美味しいのです。
そして、この日のサブは「ちくわぶピクルス」です。
酸っぱい味を付けたちくわぶに、ニンジン、キュウリ、カニカマが詰められています。
私は普段ピクルスをあまり好んで食べないのですが、キツすぎない味付けで全く違和感が無いのです。
こちらは、カニカマハナコ先生を詰めたやつ。
カニカマには少し甘味があるので、他の野菜チームとはちょっと違って、酸味との対比が際立つ感じですね。
こちらは、めぐりやかあさん作成の「キムちく」。
ちくわぶの薄切りとキムチを炒め合わせたものです。
ちくわぶをおでんでしか食べた事が無い人は、これをひと口食べるだけでも、ちくわぶに対する印象が大分変わると思います。
これは、「赤羽わぶまつり」の時に限らず、めぐりやかあさんが厨房にいる時であれば、ありつける可能性があります。
そしてもうひとつのサブ。ちくわぶ入りのかき氷、「わぶ氷」です。
こちらは、あんこも丸山店長の手作りなんだそうです。
敢えて、ちくわぶには甘味を付けておらず、練乳をかけていただきます。
こちらは、ちくわぶが甘い味付けも受け入れることが出来る、ということを実感出来るメニューです。
次回は、何事も無ければ9/12(日)の開催になると思います。
今度は是非、ホンモノのカニカマハナコ先生とコラボして欲しいんですよねー。
カニカマハナコ先生と丸山店長のツーショット写真を撮って、ブログで紹介する事が、私の小学生の頃からの長年の夢なんです。
おしまい