7/28(水)は「土用の丑の日」でした。
ここで、全ての日本人が疑問に思うのは、「なんで水曜なのに土用なの??」という点です。
これは、私に取っても永遠のナゾです。
さらに、「父の日はうなぎの日」でもあります。
6/20(日)、一か月ほど前にもうなぎを食べている訳ですから、ちょっと有難みが薄くなる部分もありますが、今回は前回のリベンジでもありますから、ホンキを出さなくてはなりません。
前回の父の日には、欲をかいてでかいうなぎを2尾買ったが故に、一度では調理仕切れなくなり、二回に分けてうなぎを焼くプレッシャーから、一回目の焼きで折角のうなぎを焦がしてしまう、という大失態を演じました。
そしてうな丼というメニューは、必ずしもでかいうなぎが乗っていればより良い、というものではありません。
ご飯の量とのバランスも大切なのです。
私のような貧乏性にとっては、うなぎをひと口食べて、その旨さでご飯を多めにかき込み、だんだんご飯の量が少なくなって、最後にはご飯の量に比べてうなぎたっぷりの一口で大団円を迎える、というのが醍醐味でもあります。
つまり、今回の最優先のテーマは「適度な大きさのうなぎを買うこと」です。もちろん、安い「中国産うなぎ」であることも必須です。
ヤオコーで適当なものが無いか探していたら、いい感じのやつがありました。
「うなぎハーフカット」3枚入り1,480円です。
ハーフとは言いながら大き目のやつが3枚入っています。
きっとお父さんがアメリカ人だったのでしょう。
そのままの状態では、いかにも硬くて臭みがあって、不味そうに見えますね。
これをバットに入れて、お湯で何度か洗い流します。
バットが無ければ、深さのあるお皿などを使っても良いでしょう。
キッチンペーパーで水分を良くふき取ったのがこちら。
何となく、ホントのうなぎのように見えますよね?
余計なタレの味を洗い流すことと、お湯で温めてふんわりとさせる効果があるようです。まずはここまでが下処理。
今回は、周りを飾るメンバーにもホンキを出してみます。
まずは「岩下の新生姜スライス」。
こってりとしたうなぎには、ピッタリの口休めです。
そして、「京丸のうなぎボーン」も準備しました。ホネせんべいですね。
さらに、別のスーパーに行ったら、うなぎの肝焼きも売っていたので、こちらも買って来ました。
そして、うなぎの仕上げには、フライパンで軽く油焼きをします。
サイズ的にギリギリでしたが、なんとか3枚一度にフライパンに乗せることが出来ました。
身の側から中火で1分程度、ひっくり返して皮目を1分程度焼きます。
焼きあがったら、キッチンペーパーで油分をふき取り、丼に盛ったご飯に添付のタレを半分ほど回しかけ、うなぎを載せて残りのタレをかけて、山椒を振ったら完成です。
どうです?ハーフでも結構リッパなうな丼になりますよね?
むしろ、うなぎを食べてご飯をかき込むバランス的には、今回の方がバッチリです。
そして、中国産とは思えないうなぎのふわふわ加減。臭みなども殆ど感じません。
そして値段は国産うなぎの半分ですし、ましてうなぎ屋さんで食べたら、3倍、4倍の値段になることは必至です。
サブに準備した、岩下の新生姜スライス、京丸のうなぎボーン、うなぎの肝焼きもなかなかいい働きをしてくれました。
ちなみに汁物は「永谷園の松茸の味お吸いもの」です。きも吸いは高いので。
大変美味しいうなぎスペシャルに大満足し、食後のデザートは「電動ふわふわとろ雪かき氷器」で作ったかき氷で締めたことは言うまでもありません。
美味かったーー!!
おしまい