《大峯修行1日目》母公堂””令和七年大峯修行 天河大辨財天社”” | 開運*招福Kyotoレシピ*いつも心に御神仏を*〜classy-angelique-style〜

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日々の暮らしの中にみつけた大切なkoto
幸せは自分の中に種を蒔き育み育てるmono
日々の豊かな暮らしを重ねるコツをお伝えしてまいります。
*真言宗密教僧阿闍梨
*修験道
*鎮宅霊符師
*密教宿曜占星術
*四柱推命
*易断
【神様*絵本 大祓祝詞】


…記事が消えました。

そんことも多々ありますね。

口笛



お迎えのバスに乗り込み

天河大辨財天社を出て

母公堂へ。


お迎えのバスを運転してくださるのは

秩父曼荼羅小屋が懇意にしていただいている

伝説のお方。

弥山に日に三度も往復した…

滝汗

だとか

数多の伝説をもつ山岳救助隊の隊長だった方なのです。

安心の運転技術。


巳年ブーム?で、人出が多い洞川温泉。

人気のお食事処には長蛇の列も!!


狭い道幅のところも、

不慣れなドライバーさんを優先して

行き違います。

瞬間の判断。


出来る方って、全方位に気を配る

マルチタスクですよねおねがい


そうこうするうちに、母公堂へ到着です。

いつもの穏やかな笑顔で出迎えてくださる堂守さん。

ほっとする瞬間です。照れ

『ただいま』って感じがします。

それが嬉しい

照れ

昨日も長々とお邪魔してしまいまして

たまたまいらした方も一緒に

雑談三昧。貴重なお話をいただきました。



揃って

母公堂に入堂しての御法楽。


昨日も感じた事ですが、

役行者の母公である渡都岐白専女尊。


まるで生きていらっしゃるかのよう。

息遣いまで聞こえてきそうなのです。

そう見えるのは

母公さまだけではなく…。



堂内撮影許可をいただきました。


うーむ。

昨日の天河大辨財天社での

あの鳩に🐦

お顔が似てるように感じて仕方ありません。





母公堂内には

修験道、密教に深く関わる尊像が

祀られています。


そして。

二礼二拍手。



母公堂には

渡都岐白専女尊を真ん中にお祀りして

左右には、役行者やお大師さまや

諸尊が祀られております。


飯綱大権現もお祀りされているのですが

こちらに示された御真言は

『おん ちらちら そわか』

ちらちらがかわいいと話が出ていましたが、

『ちらちら』は、今昔物語集に登場する

智羅永寿という名の智羅天狗からきているとされます。

ちらちらと聞けば『星がちらちらみえる』

というのが真っ先に頭に浮かびますが

飯縄に関わる天狗たちは、

太陰(月)をはじめとした星に親しむと言われるので、

その感覚は

まんざらでも無いのです照れ


また、帰りのバスの中で

院主より

『なんでも自らよく見てよく聞き考察し、

疑問が生じたならば先達に聞くがよろし』

というニュアンスのお話があり

母公堂での勤行を中心に

疑問に感じ事は?の問いかけに、

『何故に、二礼二拍手?』

『何故に、お地蔵様の御真言?』

『何故に、飯縄大権現?』

などが、さっそく上がっておりました。


疑問が生じれば、まずは自分で調べる事。

その上で、なおわからない事は

聞くのがいいと思います。

その方が絶対記憶に残りやすいから。です。


質問した自らの成長のみならず

問われた先達の資質を育てることにも

繋がっていきます照れ

質問されるかもとおもえば

大峯に入る前に勉強しておきますしね。

予習に余念が無くなります

照れ


こちらのブログに行き当たりました。

深い考察をされています。

リブログさせてくださいませ。

貴重な情報をありがとうございます😊




明日はやっぱり雨かな。


雨が降れば途端に危険度が増します。

登拝予定の弥山は

ただでさえ事故の多い御山。

釈迦ヶ岳も同様。

行者の安全を最優先に

変更も躊躇なく決断していきます。


講に所属する意味や意義は

こうしたところにもあります。


各所と綿密な連携を持ち、

常に最新の情報にアクセスして

最善を選択していく。


だからこそ

状況に応じて臨機応変に対応を変えていける。

弥山がダメならAプラン。

AプランがダメならBプラン。

現場を知り尽くしたプロが集まるから

出来る力技です。


だから、安心なのです。

個人ではこうはいきません。

安全と安心は講ならではなのです。


院主方の判断で

修行から供養へと

軸をチェンジします。



今夜も精進料理です。

明日も精進の行者弁当です。


美味しい山の幸をいただき

明日に備えます。


こういう要を抑えていただけるのも

講ならではのありがたさ。


あたらしや旅館さんは

秩父曼荼羅小屋の定宿です。

大峯修行にはいる講は、みな定宿を持っており

定宿を持たないと

大峯修行は難しいと言われているのです。



お席は決められていて

お隣はK先達。


同じく真言宗で得度され

高野山での四度加行を終えられ

後は入壇を待つのみ。


席が隣というのはお初なので

いろいろとお話が弾みました。


私と同じく

今回の大峯修行で

先達補任を予定しているT先達(仮)

がいらしてくださったタイミングで

『先達とは?』

『信頼を得るとは?』

からの

『スピリチュアルと信仰の違いとは?』

くらいから

だんだんと深い話になっていき

(ハマっていき?)

『神仏を説くときは自らが神仏となる』

に至り

『神仏の方便』

に落ち着きました。


そうね。

こんな話をK先達とするのは初めてかも。


話す相手の理解に合わせて

内容を組み替えるって大事。


話しながら

今に最適なexを選択する。


結局のところ。


伝わらなければ、慢にしかならない。


土台も環境も理解も

全てが違う。


そんなことを改めて感じた夜でした。


神仏と相対する時。


ピリッとすることも

ふんわりすることも

ほっとすることも

嬉しくなることも

涙することも

全ては神仏の方便。


一人の魂もこぼれ落ちることなく

神仏の懐にあることを

願ってやみません。


いいと思います。それで。


みんな発展途上中。



K先達が見つけたのは

箸袋の裏の詠歌。


山上ヶ岳には

歌札が行場ごとに立っているのだそう。


最終日に

この中の詠歌を詠ませていただける

ご縁をいただけることを

この時のまだ私は知りません。

照れ









夜の洞川温泉をそぞろ歩いて

西浦さんへ向かいます

照れ


いつもお接待してくださる

葛のデザートが楽しみなのです。


今夜もまた

何か素敵な掘り出し物あるかな

ラブ