お彼岸と追弔和讃と御詠歌と。”追善回向について(往相回向と還相回向)” | 開運*招福Kyotoレシピ*いつも心に御神仏を*〜classy-angelique-style〜
お彼岸も終わりますね。
色濃く漂っていた御先祖様方の気配も
薄れていくのでしょう。
こちらのブログにて
追善や廻向について
よく学ばせていただきました。
ありがとうございます。
6月の御詠歌講の昇級試験の
課題曲である
《追弔和讃》は、お通夜や葬儀、法事などでも
詠まれる御詠歌なのです。
詠む予定があり
練習をしているのですが
お彼岸の時期と重なったことで
御先祖様方にも
良いご廻向になったのではないかと
思っております。
亡き人を偲ぶ詠ですが、
御仏と共に居るんだと
残された私たちは安心を得る事ができます。
変わらぬ春と 思いしに。
二、はかなき夢と なりにけり
あつき涙の まごころを
三、みたまのまえに ささげつつ
おもかげしのぶも 悲しけれ
四、されども大悲のみ仏に
救われ行くべき 身にあれば
五、思いわずらう こともなく
とこしえかけて やすからん
六、如来大悲のおんどくを
つつしみとのおる(詠える)御詠歌に。
《彩雲》
極楽の鐘のひびきに夢醒めて
五色の雲に いるぞとおとき。
六番だけ譜が少し変わります。
そして、彩雲は詠歌のため
がらりと曲調がかわります。
追弔和讃は、三つの構成になっているのですね。

亡き方への御詠歌であり
私たちも慰めてくれる御詠歌なのです。

