神倉神社を後にしまして。
一旦ホテルに戻り朝食を頂きました。
朝食の会場では、
後ろのテーブルに座っていらした女性グループから
お声がけ頂き、しばしの歓談タイム。
九州から伊勢、那智を巡る旅をなさっていらっしゃるようで、
中心の女性は、この旅を企画し、
行者宿を経営されているとのこと。
修験の講は、九州でも減りつつある。
というようなお話でした。
どこでも、素晴らしいのは女性の営業力!
簡単に敷居を跨いで飛び越えちゃう行動力
さすがでございます。
食事を終えて、
向かうは熊野新宮。そして熊野本宮へ。
熊野新宮です。
見てください!
ほらほら!
熊野大権現と石碑がたっています。
私たちはここから
神宮や神社が、扁額から改めて
修験色を強めていく様を目撃します
神仏習合への回帰。
時代は
修験道にフォーカスされていくのです。
扁額には熊野権現とあります。
祓だけではなく
供養が必要になる時代の到来。
ということでしょうか。
両輪なのです
熊野速玉大社参詣曼荼羅には
早朝に参拝した
神倉神社が描かれていました。
ゴトビキ岩の
真ん中の亀裂も描かれています。
八咫烏に導かれて降臨するのは…。
そして
ゴトビキ岩はホトの様。
歪む空間。
こちらの狛犬には
あるものがありました。
寒川神社のこまさんほどではありませんが。
御祈祷札とありますが
これは、もはや、護摩木では?
こちらの境内に敷き詰められた真白な石も
この場の清浄さを維持するための
装置(仕組み)のように
感じました。
吸い寄せられるように
御前に。
な、な、なるほど