大峯山花供峰中修行入り《2日目8日②》*いざ大日山へ。 | 開運*招福Kyotoレシピ*いつも心に御神仏を*〜classy-angelique-style〜

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日々の暮らしの中にみつけた大切なkoto
幸せは自分の中に種を蒔き育み育てるmono
日々の豊かな暮らしを重ねるコツをお伝えしてまいります。
*真言宗密教僧阿闍梨
*鎮宅霊符師
*密教宿曜占星術
*四柱推命
*易断
【神様*絵本 大祓祝詞】


山上辻に到着する少し前に戻りますが

鎖場や足場が崩落した危ない場所が30分ほど続きます。


足の踏み場を間違えたり、勢いよく進むと

そのまま崖下へ転落するような危険な場所を

30分ほど進んだ先に

素晴らしい景色が広がっていました。


左の山側は紅葉樹の森林。

右の崖側には針葉樹林。

その真ん中を進んでいきます。

両側からいただく不思議なエネルギー。

エネルギーの変化と共に

足場も変わりました。

潮の匂いや波の揺らぎを感じます。

そして、淡水の水のあぶくのようなものも。


海と大地と空が混じり合う場所。


そして、先達の法螺に合わせるかのように

風が強く吹き降りてきますラブ


道は、紅葉樹林、落葉樹林を分けいるように

進んだり、交わったり、していくうちに

山上辻に到着です。


わたしは、回峰行の時、結構な頻度で

もののけ姫のテーマが頭の中で

鳴り響いているのですが、

この御山は、神秘的というよりは

もっと開放的という感じで、

ラピュタの巨神兵に守られた天空の場所のよう。

例えが悪すぎてわかりにくいですよね笑い泣き


神様や仏様は

どこか遠い場所にいらっしゃるのではなく

常に私たちの中にいらっしゃる。

そんな感覚を強く持ちました。


すぐに白黒つけたがる。

善悪に振り分けたくなる。

好き嫌いや美醜。


学びをすぐに落とし込みたくなる。

学ばなくてもいいのかも。

感じて味わうだけでいいのかも。

知りたがりも、執着のひとつ。


その場に身を投じているだけで

浸透していく何かあたたかなもの。

細胞が置き換わっていく感覚。

気持ちいいラブ


呼吸は

先ずは吐き切ること。

それからめいっぱい吸い込む。

呼気を入れ替える。


休憩する時は

山のぼりを背にたつ。自然と太ももがゆるんで

足から疲労がはがれてゆく。


山先達からの有り難い教えです。

照れ

疲れがリセットされて、また足が軽く上がるようになりました。


そしていよいよ大日岳へ。


大日岳を右手に見ながら進みます。

御山には大日如来のお顔が見れるポイントがあり

目、鼻筋、口元を拝顔することが叶います。



ポコっとしてるのが

大日岳。


ご尊顔はもう少し下なので

残念ながら写せませんでした。



そして、大日岳への入り口で

荷物は全ておいていきます。

金剛杖も。法螺は背中に回します。


四つん這いで両手で進まなきゃいけない場所ばかり。

だそうです。


わくわくします!










少し開けた場所。

ここが大日如来のいらっしゃる場所。


みんな自然発生的な拍手で入っていきます。

お互いを讃えあい、世界を讃え、神仏を讃える場所。




稲村が岳は、女人大峯と言われる場所。

ですが、別に男子禁制ではないんです。

けれど、やっぱりみなさま大峯にあがられるので

こちらには登った事がないという

男性行者さまも多いのだそう。


勿体無い〜!

素晴らしい場所です。


合わした手から、

空から、峯から、あたたかなエネルギーを

いただいてチャージしているのが

はっきりわかりますびっくり

凄い〜〜!!





御山を後に。