長谷寺の続きになります。
私だけでも
結構いろいろな方と話したりするのですが
母と一緒だと、さらにその傾向に拍車が掛かります
気さくに、陽気に営業トークを掛けてくる
お土産ものやさん。
すぐに掛かる母。
帰りに寄ることをすぐに約束する母。
これはもうテンプレート
長谷寺では
宗宝蔵に入館させていただきました。
ここがもう素晴らしいのなんのって!!
入ってすぐに、
ご縁の深い閻魔大王を始め
真言宗では、阿闍梨には馴染み深い
司命司録の見上げるような巨大な像がいらっしゃいました。
すごい…凄すぎます。
離れがたく、ずっと見ていたら
奥から、何やら話し声が聞こえてきます。
『何をそんなに一生懸命お願いしたはりますのんえ?
何を頼んだはりますのん?』
…母の声です
誰もいないからいいようなものの、
それにしてもどなたと話しているのやら。
こっそり覗きにいってみると。
お不動様の足元に控えていらっしゃる
矜羯羅童子さんに話しかけてます…
『叶いましたんか?
まだ叶いませんのんか?』
と、母と矜羯羅童子さんの会話は続いています。
母が一人勝手に話しかけてるだけやんな?
と思って私は私で見ていたら。
『…へぇ〜。そうですか。ふ〜ん…はいはい。』
と、妙な相槌が聞こえてきます。
母と矜羯羅童子さんの間で
何やら、会話が成立しているかのようでした。
そっとしておきましょう。
長谷寺はとても広く立体的で
お山全体に広がっています。
石楠花は盛りを終えていましたが
数輪が美しく咲いていました。
すごい高い場所まで上がってきました。
愛染明王さまにはご挨拶せねばね
一陣の風が
そして十一面観音様。
続きます。