参拝を終えて
帰りの参道で、修行仲間のお顔を見つけました。
お渡ししたいものがあったんですよ。
何人ご一緒ですか?

と問われ
仏舎利塔で待ち合わせている方も含めて
人数をお伝えすると
大きな荷物の中から
取り出してくださったのは
《吉兆》でした。
樹々の間から見えるのは
東京湾だそうです
この場所は
高尾山での峰中修行や
春秋の八十八大師巡拝で
先達のもとで、みなさまと共に
御法楽をさせていただく大切な場所。
もう一枚には
ダイヤモンド富士🗻。
たなびく雲も素敵です。
今年も皆様とご一緒させて頂ける
仏縁に感謝しながら
その縁を手放さぬよう
精進を重ねていきたいと
強く感じました。
気がつくと
周りには、
常に与えることを重んじられて
実践していらっしゃる方々ばかり。
学ばれた知識だったり
自ら行動して得た情報だったり
足を運んで購入したものだったり
どれをとっても貴重なものばかりです。
惜しみなく共有されて与えてくださる。
ご本人方はそんな風には思ってはいらっしゃらず
当たり前とされているのでしょう。
けれど
受けてる側は当たり前と思うことではありません。
当たり前なんて
一つもないのですよね。
護摩修行前の御法話でも
御前様の御法話にも
利他の心、思いやりの心
知らない方のために心を寄せて手を合わせ祈ること。
その大切さを説かれてくださっておられました。
後に続いていけるように
前を行き
背を見せてくださる方々に感謝を忘れず
精進を重ねてまいりたいと思います。
後から問われて考えてみれば

修行仲間って、
合掌でご挨拶して合掌でお別れします。
問われて気付きましたが、確かに

たしかに不思議な光景かもしれませんね。
でも
とても気持ちのいいものです
