峯龍先生
いつも学びになる記事をありがとうございます。
わたしにとりましても
とってもタイムリーな問いでしたので
リブログさせていただきます。
ここしばらく
《修行》ということにスポットが当たっているなぁと
感じることが多くありました。
自分自身に問われていると感じることもありますし、
周りの方の在りようを見せていただいている
と感じることもあります。
山の行より里の行。
御山での行で修めた学びを
日常生活でいかに活かしていくのか。
それは、世の為、人の為に
どう生きるのか。ということなんだと感じています。
お山での行は、
呼吸や足運びに集中していくことによって
忙しなく会話する脳内の思考を緩やかにしていく。
そうすることで、
思考の癖に気付くことができます。
そして空っぽになるまで念誦します。
そこに入ってくるのは
山の空気や風の音、鳥の声
足から伝わってくる地面の感触。
自分自身も
自然の営みの中の一つに過ぎず
生かされていることに改めて気付くことが出来ます。
それらを日々の暮らしの中で
出来るだけ徳を積めるご縁をいただけるように
仏様の教えに照らし合わせながら
やっていこうとしています。
御縁日の修法では
ご縁を頂いた御神仏が、
たくさんの方々の祈願を叶えられるように、
御力を増していただく。
いつもたくさんの人々の願いを叶えるために
御力を尽くしていらっしゃるでしょうから、
お迎えした時には、せめてひとときを
気持ちよく、くつろいでいただこう。
と思いながら行じています。
修行というよりは、御神仏とのひとときを
ご一緒させていただいている有難い時間です。
お花を供し、お香を供し、燈明を供して、
御真言千反をお届けする時間をいただけていることが
何より有難く、尊い時間だと感謝しています。
感謝を捧げることだけではなく
"仏様と一体となること"と師僧から教わりましたが
まだまだとてもそんな境地には程遠く、
御神仏の御心に添える自分である事。
を、目指しています。
御神仏が与えてくださる縁を大切にしながら
導かれていきたいなと思っています。