玉ねぎの皮を剥く作業
これは私が心理カウンセリングに定期的に通っていた頃によく聞いた表現です。
(アメリカではカウンセリングに通う事はジムに通うのと同じような感覚で特別な事ではありません)
自分を見つめ直す事は子供時代や親子関係や何か特別なアクシデントを見つめ直す事に繋がり原因がわかったと思いホッとしたと思ったらまた別の件を見つめ直して、解決したと思ったら…まだまだ終わっていなかった。
永遠に続く作業。
これが玉ねぎの皮を剥く作業と言い表すのですが、確かに、玉ねぎの皮って剥き始めたらどこまでが皮なんだろう。
一枚剥くたびに芯に近づいていく。
最初は慣れない作業も回数を重ねるたびに剥く作業に慣れてくる。
これが私の馬術の上達への道に似てるんです。
騎乗→チェック→トレーニング→修正→騎乗→チェック→トレーニング→修正→騎乗…
こんな感じで永遠に続く作業♾️
でもね回数を重ねる毎に以前見えなかった事が見えるようになってきてそれは自分の騎乗だけでなく他人の騎乗に対しても。
上手な人の騎乗を見て以前は上手だなぁ、凄いなぁ〜位だったけれど今は何がどう凄いのか、どこが上手なのか細部に至るまで見えてきた。
家でのトレーニングも玉ねぎの皮を剥く作業そのもの。
身体が馬上で思うように動かないのは身体が硬いからだけじゃなかった。
回数を重ねる毎に新しい発見。
身体の歪みに気づくとそれが正しい筋肉の使い方に繋がり、正しい筋肉の使い方をする事で歪みが直ってまた新しい課題が出てくる。
自分の騎乗をチェックする時も家でのトレーニングや乗馬のレッスン内容を決めるのも容易になってきて玉ねぎを剥く作業は本日も行われております🧅