これ6年前の私です。
6年前の私は乗馬というスポーツに出会い月1で通っていた乗馬クラブに週1で通うようになり馬を知った気でいました。
毎日乗りたいという希望を叶える為に馬を購入したは良かったけれど、委託できるクラブが近くになくて裏庭で飼う事になりました。
(今振り返ると乗馬クラブを決める規準とかも酷かった~)
当時は全てが初めての事だらけ、分からない事だらけ、馬の調教師もいなければ乗馬を教えてくれるコーチもいませんでした。
もちろん愛馬のミッキーには充分な運動も食事も与えれず彼の不満は積もるばかり。
あんなにもお利口だったミッキーが日に日に狂暴になってきました。
やっとの事で馬の調教も乗馬も家まで来て教えてくれる人に出会い調馬索というものを教えてもらい、次の日見様見真似で一人でやったら調馬索中に思いっきり蹴られました。
それも蹄鉄付きの蹄で。
不幸中の幸いで大けがにはならなかったのですが、ケガの痛さよりも悔しさで泣きそうになりました。
私の農場で働くスタッフ達は未経験の子達ばかりです。
私と同じ経験をしない為にもスタッフには馬よりも人の安全が最優先と伝えています。そんな彼女達は今では馬の異変には私よりも先に気づき私が留守をしていても安心して任せる事ができます。
6年前の痛い経験に感謝です。
乗馬は死ぬまで学び続けるといいますが馬は私達を常にHumbleにさせてくれる生き物です。
10年前は1か月に一度の外乗が自分への贅沢なご褒美でした。