夏のブートキャンプ。今年で2年目 備忘録 | ソマティックライディング

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6週間ぶりのニューヨーク

 

今回はいつもよりも特別なブートキャンプ

なぜならば愛するアリス師匠がパリから私の為に帰国中♡

ハイ、私の為にです。

師匠がそう言ってくれてるので、そうなんです。

 

はぁ、やっぱりアリス師匠大好きですドキドキ

 

1鞍目はジェム

さきに師匠が騎乗して様子をみます。

師匠にとことん教えられたジェム、それを無駄にしないように次に私が騎乗。

 

頭の良いジェム、最初はとってもお利口さんだったのですが最後の最後で怠け癖が出てしまいました。

はぁ、ハイ、ジェムのせいではなく原因は私だったんですね。

(うすうす気づいてはいましたけど皆優しいから私が悪いとは言わない)

師匠から言われたこと:

あなたの意志がクリアで芯が通っていればジェムはあなたをリスペクトする。

そのリスペクトを保持するように。

そのリスペクトを保持するには

メリハリが大事!

馬にまぁいいか~という気持ちを持たせない事。

常歩する時も速歩する時もダラダラしない。最初の指示で出るように。

拍車を使って言う事を聞いたらすぐ離す。

駈足が崩れそうになっても絶対駈足を保持する事。

ぜっ~たい歩かせない。怠け癖がついちゃうよ!

 

脚の短い私でも大きな馬に乗れるように調節してくれたアリス師匠。

今までとは全く違った経験で、大きなストライドのあるジェムでも恐怖感なく騎乗する事ができました。

 

とにかくフライチェンジをマスターして馬を真直ぐ進めるようにできる事が今の一番の課題。

ジャンプしている方ならわかるかもしれませんが、8の字に置いてある障害を飛び越えた後どうしても内に入って崩れてしまうんですよね。

障害を飛び越えた後も馬を真直ぐと保持しないとフライチェンジのタイミングを逃し、そして馬が速歩になってしまい、そしてダラダラ。それをすぐに直さないと不のスパイラル。

フライチェンジを見逃してもとにかく駈歩を保持しなさい!と言われました。

それができるようになったら試合に参加してもOkだそうです。

 

プロは妥協を許さないんですね。

まぁこれ位ならいいか、では終わらない。

自分に甘々な私にはこれくらいが調度良い。

 

2鞍目 アラニス

アラニスはアリス師匠の愛娘。

アリス師匠と若かりし頃のアラニス(glory days!)

 

 

ママに会えて嬉しいアラニス。

最初からやる気満々。ママが騎乗してすぐにすでに口の周りがアワアワ。

嬉しくて舐め舐めぺロペロニコニコ

私には今までに見せた事ない位のハッピーな顔爆  笑爆  笑

 

ママに10歳かと思う位調子がいいわね~って褒められて更に嬉しくなるアラニスニコニコ

ママの騎乗後に私が乗ります。

常歩も速歩もいい感じ。駈歩だって一発で発進。

途中、何かにびっくりして横飛び。

アリス師匠いわく

”びっくりしたのではなくびっくりしたふりをしただけ

え~馬ってそんな事するの!!アラニス~、調子に乗りすぎ!!

 

そしてジャンプの練習。

いい感じだったのですが調子に乗ってどんどんスピードアップするアラニス。

イーハー🏇

見かねた師匠がジャンプはここまでにしてフラットワークの練習に変更。

正反動で私の拳が上下に動いているのを見て師匠が一喝

 

そんな乗り方するなら私の馬で正反動はしないで!

 

短鞭を両手に持って絶対動かさない事、いいわね。

という事で短鞭を持って正反動の練習。

脚使いつつ、でも腕はリラックス。

最後になんとかOkを貰いました。ほっ

 

まとめ

馬がスピード上げ始めたらスピードを落とす。

馬がスピードを落としたらスピードを上げる指示

馬がコーナーをショートカットしたらコーナーを使って乗る。

つまり馬の意志と正反対の指示を出す。

馬が常にライダーに耳を傾けているようにすること。

 

補足(とっても大事!)

足が鐙から外れたりズレたりする事はよくある事。

だからといってそのままにしておかない。

ズレたらすぐ直す。

足に正しい鐙の位置をしっかりと覚えさせる事。

少しでもズレたら不愉快と思える位になりなさい。

Yes Ma'am!おーっ!