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大丈夫。気付けばそこにいる。
そう、いなくていいわお前なぞ、
と言われぬ限りきっとあなたのそばにいる。
そんな人に私はなりたい...とは思わない。
私がなりたいのではなく人のそばには
必ずそういう人が付いている。
それに気付くか気付かないか、ただそれだけ。

 

見る目が変わる

 

噂で変わる

都合で変わる

付き合い方で変わる

角度で変わる

 

同じ者が同じ相手を見てるのに

 

次第に変わる

徐々に変わる

著しく突然に

 

正面切って

流し目で

品ない斜視で

 

羨望軽蔑好意嫌悪

たなびくオーロラ

たゆたう陽炎

五色絢爛

 

それはまるで避役のように

それはまるで小雨が沈む夜街の街灯

信号・店内照明に

綺麗な程汚いオイル

全て合わさり出来上がった

虹色の景色のように移ろい変わる

 

眼は変わらなくとも

同じ眼で見てるのに

見る目が変わる

 

昨日と変わらぬ

先月と変わらぬ

いつぞやと同じ”め”でも

 

眼球も視神経の一切も

取り換えられてもいなくても

 

その”め”は

既に覚えのない”め”に

すり替わっていたりする

 

めの色一つ変わってないのに

見る目は別のものになっている

 

なんと判りづらいことだろう

なんと推し量り難いことだろう

なんでそれほど分別付き難いことなのだろう

 

それはそこまで

丁寧に向き合うことじゃないからなんだろう

他人の目全て汲む必要なんてないという

人体の教えなんだろう

 

どうせ一々向き合ったってそれは

たなびくオーロラ

たゆたう陽炎

五色絢爛

 

でもじゃあなんで

そんな分かりづらい”め”を

私たちは持って歩いているのだろう

 

気になる相手

大事な相手の自分を見る目が

どんなもんか

そのくらいは把握したくなるもので

 

どう読み解けと

どう受け取れと

どう勘付けと言うのだろう

 

生き物の”め”を見てると思う

こう言われている気さえする

彼にも彼女にも

あの子にもあれらにすら

 

「読み解けない程複雑で

 受け取り方が分からない程難解で

 勘付きようがない程深く

 移ろう色合いだからこそ

 気になり気にして気にかかり

 心が惹かれたんだろう

 

 気になる人も大事な人も

 その”め”を持っていたから

 そういう存在になったんだろう

 

 読み解けないことを怖がるよりも

 読み解けない奥深さが素敵だと

 素直に思った方がいい」

 

 

見る目が変わる

 

噂で変わる

都合で変わる

付き合い方で変わる

角度で変わる

 

同じ者が同じ相手を見てるのに

 

次第に変わる

徐々に変わる

著しく突然に

 

正面切って

流し目で

品ない斜視で

 

羨望軽蔑好意嫌悪

たなびくオーロラ

たゆたう陽炎

五色絢爛

 

それはまるで避役そのもの

それはまるで小雨が沈む夜街の街灯

信号・店内照明に

綺麗な程汚いオイル

全て合わさり出来上がった

虹色の景色そのものとなって移ろい変わる

 

まるで

水中から暖かな陽光を見ているみたいだ

まるで

色彩豊かなステンドグラスを挟んで

こちらに迫る戦火を見ているみたいだ

 

綺麗で怖くて煌びやかで汚くて

救いで臭くて優しくて乱暴で

嫌なこともあれば嬉しい時もあって

それ以上も以下もない

対応も対処も何もない

素敵で終わりで余地もない

 

好きに見なよ

好きに見るから

好きに見てよ

好きに見てくるその”め”に見るから

 

オーロラ陽炎

避役に夜街

水中からの陽光に

グラス向こうで踊る戦火

自然の七色

人の十色

世界の五色絢爛を