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大丈夫。気付けばそこにいる。
そう、いなくていいわお前なぞ、
と言われぬ限りきっとあなたのそばにいる。
そんな人に私はなりたい...とは思わない。
私がなりたいのではなく人のそばには
必ずそういう人が付いている。
それに気付くか気付かないか、ただそれだけ。


ほれ、
あまり近くで
見るもんじゃない

めくらになるぞ

爺ちゃんが言っとったっけ



そら、
そんな近付いて
見るもんじゃない

目が悪くなる
目は一生もんなんだから

母ちゃんが言っとったっけ



わかってる
少しずつ
わかってきている

それがただの視力の話だけで
あったことなどなく

(近くのものだけ
    見る癖はやめときよ
   近くのものしか
    見えないようになることが
     何を意味するか考えなさいね)

そう言っているんだ

近くで見る癖
知らんうちにどんどん近付いて
知らんうちに目を悪くする癖
それはどんな癖かって

目の前で起きる出来事に
尽く意識囚われる癖だって

僅かほんの少し先に
目をやれば救いの一手が
落っこちておるやもしれんのに
そんなもんは見えんと突っぱねる癖だって

そう言っているんだ

離れてみなさい
遠くをみなさいって言っとったっけ
あれだって
視力の話・目の保養
それだけのつもりで喋ってたわけじゃない

(近くのものに
    目を向けることはあっていい
   ただそれに囚われないように
    遠くを見る目を持っておきなさい
     少し先を見れば分かるわ
  見えるのならばその内分かるわ)

そう言っていたんだろう


近くは見るさ
嫌でも見るさ
目が悪くなろうとも
見なきゃならんこともあるから

でもな
でもな
もうそれを
癖にはしないよ

遠くを見る癖を付けていくよ
ちょっと先に目をやる癖を付けていくよ

だってあの人達の言ってたことは
視力だけの話じゃないんだもの
生き方在り方その凌ぎ方の話なんだもの




ほれ、
あまり近くで
見るもんじゃない

めくらになるぞ

爺ちゃんが言ってなかったかな



そら、
そんな近付いて
見るもんじゃない

目が悪くなる
目は一生もんなんだから

母ちゃんが言ってなかったかな



わかってくよ
少しずつ
わかっていくよ

それがただの視力の話だけでは
ないということ

もうちょっと離れてみてって
一回遠くをみてって
それこそ癖のように言っとったのは

囚われかけた時ほど
困った時ほど
その目が必要になるって話

そうだよな
そうなんだよな
そうみたい
そうみたいだよ