3月3日日曜日
四回目といきなりに。
そしてピンチはチャンス。腹が減ったとお次に。
しかし夕陽が綺麗だな。
当たり前で何でもない事に幸せだと思わなきゃ。
とりあえず美味しいもの食べなきゃ等と思いながら、
今日も変わらずいつもの事をした。
そしてパシャリ。
その次の瞬間だった。
何が食べたいの?と聞こえて仕舞う。
声の主はこのフチ子。
知る人ぞ知るだけれどアタイの好きな子。
解りにくいけれど、テレビ電話みたいな事している。
とりあえずビール飲みたい。それから考える等とは、
やっぱり口に出せないまま、
再びパシャリしたら、夢から覚める。
近くにいたフチ子が遠くに行って仕舞った。
何故あの時、フチ子に向かって一緒に食べる?とか、
フチ子は何が食べたい?とか、
その一言、二言が言えなかったのだろう?
せっかく何食べたいの?って聞いてくれたのに。
アタイのピンチを察してくれての言葉だったはずなのに。
アタイからすればチャンスだったのに。
やっぱりだなんて情けないけれど、
今は情けないから言って仕舞おう。
やっぱりこれまで通りアタイがフチ子を引っ張り出さないとならない。
しかし腹減った。
そして燦々と輝いていた太陽と、
何処かに隠れていたお月様が入れ替わり、
景色が一変するのは確かな模様。
月がどこで何してたのか解らないけれど、
きっと潮らしく過ごしていたんだと思う。
とりあえず、アタイ夜空に浮かぶ、
お月様がアタイはちょっぴり羨ましかった。
もしかするとアタイは今物凄く寂しいのかもしれない。
太陽に照らされ、無数の星屑に囲まれたい。
とりあえず黙って西に沈もう。
完
(書く女シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
『女の朝パート1947.1948.1949』シリーズ
https://ameblo.jp/useiran/page-2.html
こちら編集(・∀・)👏