1月29日月曜日
始まりの月曜日をもう一回。
コールが鳴りやまない。
これがどれだけの喜びか解る?等と一人呟きながら、
今日も変わらずいつもの事をした。
わからないと言われて仕舞う。
そうだよね。ごめんねフチ子。
アタイは後悔してる。
フチ子を手離した事を。
寒いところから逢いに来てくれてありがとう。
お部屋温めといたよとは言えないまま再びパシャリ。

とりあえず仕方がない事もあるじゃない。
身体には限界がある訳だし、
この身体が壊れたら苦しむ人もいるだろうし、
この身体でも必要だと言ってくれる人もいるかもしれないし、
人には人の乳酸菌な訳だから。
同じ人間なんていないのは当たり前。
そんなの当たり前。
でも当たり前の幸せが欲しい。
欲深いし罪深いね。
アタイにも解るよ。凄く解るよ。
掘り起こすだけで涙が溢れそうになるから、
まじめな話。
でも守るものがあるって素敵な事じゃん。
フチ子冬が終わったら、春だよ。
もうすぐ春ですね~だよ。
今年の冬は一緒に越そう。等と聞こえて仕舞う。
声の主は不明。つけ加えるならば顔も不明。
何だか、報道モザイクみたい。
完
(書く女シリーズ)
(珈琲女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
『女の朝パート1863.1864』シリーズ