朝がきた。
その実暗いの一言に尽きるけれど私にとっては明るい朝だった。
朝が来た再びきた。いつも当たり前の面してやってきた。
来たからには受け入れるしかない。
さもなく場私の理想とする大人にはなれない。
予想外だったけれど、予想外だった二日酔いも受け入れるしかない。
朝の早い時間からダブルパンチは痛いと想いながら、
本日2回目に撮ったフチ子の写真を眺めていたら、

昨日の夜に気持ちが向かって仕舞う。何の違和感もなく、普通に。
豪華絢爛、猛虎伏草、聡明叡智、一意専心、酒豪伝説、ベロベロ等と言う四字熟語が本当に相応しい。
ある意味毎日が、秘密の2文字だけに、
私の喜びは2✖️2所では済まない。
痛くもないし、淋しくもないし、暗くもない。
しかし今はまだ、そこまで明るくはない。
仕方がない。
後悔と言う2文字はないけれど、
今ここには生き甲斐と言う4文字が、永きに渡る孤立無援の如く、ある模様。
しかしあの時の⬆️フチ子は混乱していた。
私の好きな珈琲だってただの茶色い色したお湯に想えたのだもの。
健気な子供だったのに、
荒波にもまれながらつかまる物を必死になって探し、一人オールをこいでいた。
そんなあの時のフチ子を思い出すと今でも私は心が痛い。
良かったのかダメだったのか。
そこだけはずっと解らない。
完
(書く女シリーズ)
(フチ子シリーズ)
完